令和6年5月17日
さてGWを過ぎ久々となる5連勤という長い一週間が終わり週末となりますが、本日は少し時間が取れたので和訳ルールの確認がてらこちらをソロでプレイしてみます。
☆Warhammer:Diskwars
○概要
作者:TomJolly&LukasLitzsinger&ChristianT.Petersen
対象年齢:14歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45-90分程度
ミニチュアの代わりにメンコの様なディスクをユニットとして扱う簡易ミニチュアゲームのようなシリーズのひとつで、ミニチュアゲームの代表的なタイトルであるウォーハンマーが題材になっています。
①ゲーム開始時に勢力や使用する戦力などを確認します。
②各ラウンドが始まると各プレイヤーは手札を1枚一斉にプレイします。
③プレイしたカードをもとに手番順と活性化できるユニット数が決まります。
④手番になると、移動、遠距離攻撃、ユニット能力、パスのいずれかを活性化したユニットの数まで行います。
⑤移動の結果、敵ユニットに重なると拘束となり次のフェイズで近接戦闘が行われます。
⑥カードがなくなるか、全ユニットの活性化が終わると近接フェイズとなります。遠距離攻撃はダイスで損害を判定しますが、近接戦闘は相互の能力によって損害を与えます。
⑦使用した手札を戻して新たなラウンドが始まります。
⑧5ラウンドが経過したところでゲームは終了します。撃破や目標の達成によりより多くの勝利点を得たプレイヤーの勝利となります。
〇プレイ経過
初級ルール用のセットアップとして体力が多く近接攻撃の強力な緑のオーク対遠距離攻撃に優れる青の帝国による戦いを行います。
今回は机事情で本来よりマップが狭かったこともあり、帝国は得意の遠距離を活かす前にオークたちに距離を詰められます。
さすがに接近戦はオークに分があり、次々と帝国軍は撃破されていきます。一人ヒーローユニットが奮戦していたものの、さすがに数で劣るとどうしようもなくあえなく撃破となり、帝国軍の全滅でオークの勝利となりました。
〇評価
ディスク上のメンコの様なユニットを使用して戦うウォーゲームで、シリーズとしていくつかのバリエーションがありますが、本作はミニチュアゲームの代表的タイトルでもあるウォーハンマーがテーマになっています。
内容としては多くの立体的なユニットや戦場の準備が必要となるミニチュアゲームのユニットをディスクに代えることで数を揃えやすくなり、さらに移動は移動力分だけ裏返りながら動くことで距離を測ることなく移動でき、敵ユニットと重なると近接戦闘になるというシンプルさで、色んな意味でプレイのハードルを下げたミニチュアゲームといった感じです。加えて、ディスク自体に情報が書かれているため、多様な能力を持つユニットを扱いやすくなっているというメリットもあると思います。
また、カードプレイによって交互に部隊を活性化させていきますが、相手に先に拘束されたり射撃でクリティカルを受けたりすることで活性化ができなくなるため、どのユニットからどう動かしていくかというのは考えどころとなっています。
その一方で、上記のように情報を載せやすいことがメリットと書いていますが、マップ自体の広さは通常のミニチュアゲームと同様なかなかの広さが必要となっており、その割にユニットに書かれた文字は小さめなので、実際にプレイする際にはこのおかげでプレイアビリティが向上したとまでは言いにくいのが気になるところですね。
加えて、フリップで移動しますが木製の机の上だと滑り易く思ったよりも扱い難さがありましたね。
そんなわけで、ミニチュアゲームをよりプレイし易い形にしたというコンセプトは感じられますし、ゲームとしてもなかなか面白いとは思うのですが、全体的なプレイアビリティ面が気になりましたね。
ここで時間となり、休日前夜のソロゲーは終了となりました。