令和5年7月16日
さて、祝日のない6月を乗り越え久々の三連休となる今週末ですが…前半戦はこどもの野球につきっきりで、2日目の夕方から時間が取れたのでちいと2人でのゲーム会です。
☆天魔桜大戦
○概要
作者:川崎晋
対象年齢:8歳以上
対象人数:2人
標準時間:30分程度
天界(衛星軌道上の都市)と魔界(地上)に分かれた地球において、それぞれの地で進歩を進めた人類による地球の支配権をめぐる戦いをテーマにした対戦ゲームのようです。
①使用するユニットを選択してゲームを始めます。
②攻防2種類のスタンス牌を2枚ずつ各ユニットに割り当てます。
③手番になるとユニットのスタンスを公開し、移動と攻撃を行います。
④攻撃はスタンスを加えた攻撃力とスタンスを加えた防御力の差分だけダメージを与え、体力がなくなると撃破されます。
⑤敵ユニットを撃破すると撃破したユニットは成長し強化されます。撃破された側はアイテムカードを獲得します。
⑥全てのユニットの行動が終わるとラウンドが終了です。これらを繰り返し、敵ユニットを7回撃破するか、拠点となるタワーを破壊すると勝利してゲーム終了となります。
〇プレイ経過
お互いにユニットを選択しゲーム開始時の様子です。
こんな感じでスタンス牌をユニットに配置し能力を変動させます。
先手を取った管理人が順調にちいのユニットを削り、最初のラウンドで残りユニットが3:1と優位に立ちます。
強化されたユニットもこちらの方が多く、相手の防御効果を無効にするアサシンと遠距離攻撃が可能なハンターの攻撃を有効に使い終始優勢のまま復活するユニットを次々と撃破していきます。
そうこうするうちに規定数のユニットを先に撃破した管理人の勝利となりました。
〇評価
天界と魔界の2つに分かれた地球を舞台にそれぞれの勢力が地球の支配を巡って起きた争いをテーマにした対戦型のタイトルです。
ユニットを動かし敵を倒しながら拠点に攻め込んでいきますが、それぞれのユニットごとに異なる能力を持っているとともに、スタンス牌を使って攻防どちらを重視するかというのをプロットする仕組みが特徴となっており、相手がどのように割り振るかを推測しながら矛となるべきユニットと盾となるべきユニットの割り振りをどうしていくかというのが悩ましいところです。ちなみに、撃破したユニットは成長しより強力な能力を持てるのでどのユニットの成長を先に狙うかというのも難しいですね。
その一方で、各ユニットの体力が低めに設定されていることもあって、スタンス牌を攻撃に割り振ることで良くも悪くも一撃必殺が成立し易くなっています。攻防ともに1の差が結構大きくあえてバランス型にする意味が弱く、さらに拠点を狙うよりもその分の手数を敵対ユニットに向けた方が敵の攻撃を減らしつつ勝利に近づくため効率的という印象があります。敵がポンポン撃破されていくあっさりさも含めてこの辺りのバランスはもう少し調整が欲しかったかな。
とまあ、コンポーネントやデザインは良く面白そうな印象を受けるタイトルで実際のゲームも悪くはないのですが、気になるところで書いた点は気になるゲームでしたね。
☆アームウォーフェア
○概要
作者:- -
対象年齢:12歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:20-30分程度
電脳世界を舞台にアームドロイドを駆り様々な武器を駆使して敵対するアームドロイドの撃破を目指すゲームです。
①ゲーム開始時にランダムにアームドロイドを選択します。
②手番になるとウェポンユニットを1枚引きます。
③任意の枚数のウェポンをユニットに配置します。
④アームドロイドを移動させ、移動後に装備しているウェポンを使用して攻撃が行えます。
⑤これらを繰り返し、最後まで生き残ったプレイヤーの勝利となります。
〇プレイ経過
管理人が接近と防御性能の高いタイタン、ちいは射撃に追撃能力が付与されており射撃戦に強いケルベロスとなりゲーム開始です。最初はお互い装備のない状況から始まります。
真正面からの射撃をはじく武器を手に正面から距離を詰めます。
ちいが射撃で先制し武装が破壊されましたが代わりの武器を手に取ります。ちいも同じく正面からの射撃をはじく武器を装備していましたが、範囲攻撃ながら威力の弱いマシンガンに補助パーツで威力を底上げしちいの武装を一掃します。
ちいも距離を詰め新たな接近武器で攻撃を仕掛けてきましたが、こちらは接近において非常に強力な火炎放射器で薙ぎ払います。
ちいは火炎放射器を破壊してきましたが、最後はショットガンでちいの機体を打ち竦めます。これにより、ちいの機体の体力がなくなったことで勝利となりました。
〇評価
電子空間におけるアームドロイドと呼ばれるロボットたちの戦いを扱ったタイトルです。
そもそものアームロイド自体に色々と能力差がありますが、それに加えて射程や威力、特殊能力の異なる武装を組み合わせて戦闘を進めていくのが特徴です。基本的に手番ごとに攻撃へはひとつの武器しか使えませんが武器によって得手が異なる上に、武装を盾に防御をすることもできますし、機体の能力を強化する補助系パーツもあり、どこにどんな武器を配備していくかというのは考えどころとなっています。
デザイン的に好みがありそうなところや、パーツの表示が小さかったりする視認性といった面では気になるところがあるものの、某大手通販サイトにて投げ売り価格で売られていたことから考えると、十分に元手が取れるというかなぜ投げ売りになっていたのかは不思議に思うくらいきちんとできたゲームで面白い内容になっていると思います。
続きます。