大人の音楽練習 | syujiのブログ

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パーカッショニスト、ドラマーの本間修治のブログ。
日々の活動、音楽や打楽器のよもやま話を書いていきます。

とても興味深い記事がありました。

「加齢で記憶力が低下」は誤解

知能も低下せず、問題は前頭葉老化

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/62618

 

 

研究によると加齢による記憶力の低下の影響は少ないそうです。

「歳とって物覚えが悪くなった」というのは主に前頭葉の働きのとモチベーションの低下によるものが大きいようです。

 

では前頭葉に刺激を与えるにはどうしたらいいか、

それは想定外のこと未知のことを体験することがいいそうです。

 

同じ基礎練習を地道に毎日みたいなのもいいのかもしれませんが、それがルーティンになってしまって脳に刺激が与えられない、なんとなくやる気がおきない、、

とうのならまったく違う練習方法を試してみるというのがおすすめです。

”うわーこんな手順でやったことなかったよー”とか”こんなこと気にして練習したことなかったー””この楽器はじめてやった”とかそういう未知のものがいいです。

 

だっていままで続けてやってきた練習内容の精度を1%あげるのはすごく大変じゃないですか、それなのにそれだけがんばっても全体で1%しか上達しないのです。

新しい練習方法は慣れてないのでうまくいかない、だからその日のうちにもかなり上達する余地があります。成果を実感できるので副産物として練習に対するモチーベーションもあがります。

レッスンでは毎回ひとつでも新しい方法を提示するようにしています。

 

最近、いろんな練習をあまりメトロノームを使わずに、そのかわりにCDやitunesの音楽に合わせてやっています。

機械のカッチカッチにあわせるより、有機的な予測不可能なフレーズにあわせて練習する方が実践に近くてしかも楽しいです。

 

今日はマイケルジャクソンのベストアルバムにあわせて普段やらない左足キックの練習をやりました。

ジョーパスのCD(ギター1本のみの演奏)にあわせてビートを練習するというのもジャズのテンポ感覚に親しむのに役立ちました。

 

筋トレを”スローtoファースト”という理論を取り入れてやっています。

 

 

僕自身もともとの物覚えが悪いせいか、あまり年齢による記憶力の低下を感じてはいません。

むしろいろんな打楽器や音楽理論やピアノなどを勉強していくうちに、楽曲を理解することが早くなり曲を覚えるのが容易になってきていると感じます。

ただしほかの本番をはさむとすぐ忘れるんですよねー^^;

 

明日はいままでやったことのないタイプの歌手と知らない昭和歌謡の曲を演奏します。

うわーノリがわからない(汗)

これから練習します。

前頭葉刺激されるなー!