靴を揃える習慣
僕はいつから身に付いたのだろう?
小さい頃、親から何度も言われたのかもしれないし、
いつからか自分で意識したのかもしれない。
これは、とても大事な習慣だと思う。
ある天然温泉のトイレのスリッパを履き替える段差のところに、
テプラで「はきものをそろえると心がそろう」と書いてある。
この言葉を調べてみると、地方の有名なお坊さんの言葉らしいが、
非常に説得力がある言葉だ。
その意味は、
どんなに慌ただしい世の中でも、心に余裕を持つこと
自分の足元を見て、自分の行動を振り返りなさい とも
たとえ、他の人が靴を揃えていなかった時も、そっと揃えてあげることで
人の事を思う気持ちが育つとも
いろんな意味を捉える事が出来る。
たまに、記憶が無くなるほど、ベロベロにお酒を飲んで家に帰って来て、
そのままリビングで倒れ込んで寝ていても(笑)、不思議と靴だけは揃っている。
翌朝、それを見る度に、習慣って本当に凄いと思う。(笑)
だから、公共の場所のトイレなどでも、自然と他の人のスリッパを揃えている。
この習慣だけは、娘にも小さい頃から本当に口酸っぱく言って来た。
何度も何度も注意をして来たので、今は完全に揃える事が出来ている。
改めて、こんな小さいな事だけど、心と深く繋がっている習慣って
いっぱいあると思う。
それを一つ一つ点検しながら、有意義な生活をしていきたい。