10月20日、21日と愛知県の三河湾で行われた「三河湾チャリティー100km歩け歩け大会」に

相模原の経営者仲間二十数名で参加して来た。

これは僕が普段活動している、青工研の10月度のブロック会として行われたもの。

その10月度のブロック会を主催した担当者は本年度で卒業となるメンバーである。

最後のブロック会として、同じブロック員同士、みんなで100km歩き、感動を共にしたい。

そして、新たな経験と学びを体験し、視野を広げ、経営者として、また人間として成長したい。

このような主旨のもと行われた。

担当者からこの発表があったのは今年の3月。

本番までの期間、毎週水曜日の朝6時に近所の公園に集合して1時間程の合同練習をやり、

6月には江ノ島から相模原まで35kmの合同練習をやった。

そして、先月9月は小田原から相模原まで50kmの合同練習を行った。

35kmの時は初めて経験した股ずれがすごく痛く、最後はまともに歩けなかった。

50kmの時は暑さで終盤が苦しく、本番の半分という距離感がわかった分、恐怖心が湧いた。

そうやって、仲間と一緒に、みんなで挑んだ本番100kmだった。

青工研のOBの先輩方も数名、一緒に参加してくれた。


三河の100kmは必ず雨が降るというジンクスがあるらしい。

しかし、今回の大会だけは絵に描いたような晴天が2日間続いた。

この天気に恵まれた事もあって、昨年は40%ほどだった完歩率が、今年の大会は67%と

大幅に増えた。

スタート歩者参加数1,581名、100km完歩者数1,063名 の結果だったらしい。


20日の8時10分にスタート。

さすが、本番とあって練習の時とは雰囲気が全く違う。

沢山の参加者もいるお陰で、あっという間に50kmを超えた。

そのまま71kmまでは、仲間4人で一緒に歩いた。

約1時間毎にコンビニで休憩を取りながら声を掛け合い、とてもリズムよく歩けた。

52kmのチェックポイントで受けたサポーターさんのマッサージの気持ちよさは、

絶対忘れないだろう。

このサポーターの方々も大会を成功させる為に、参加費を払って、参加されていると聞いた。

本当に頭が下がった。


その後、段々苦しくなって一緒だった仲間に追いつかなくなった。

そして71kmのチェックポイントからは完全に一人となった。

本番を迎える前に、苦しい時、何を考えるのかとイメージしていたが、いざその場面になると、

とにかく足の痛さと苦しさで考えるなんて余裕はなかった。

それでも時より浮かぶ家族の顔だったり、仲間の顔だったり、いつも支えてくれる人達に

感謝の気持ちが湧いて来た。

83kmのチェックポイントで朝を迎え、88km、94kmのチェックポイント通過。

かなりの時間がかかり、歩くペースがすごく落ちた。

そして97km、最後のチェックポイント通過。

残りの3kmは本当にきつかった。あれは絶対に3km以上ある。

最後の力を振り絞り、ついにゴール。100kmを完歩。

時計は10時30分だった。

掛かった時間は約26時間20分。

一人でのゴールだったが、先にゴールした仲間が2人、待っててくれた。

終わった。

100km歩いて何が変わったのか?

改めて考えると、何となく心に余裕が生まれた気がしている。

それまでの僕はいつも焦っていた気がする。

とにかく何でも早くと。

もちろん仕事やいろんな出来事を早く進める事はいい事だ。

でも焦らなくても、止まらなければ、前に進めば、必ずゴールが来る事を知った。

それが僕が変わった事。

青工研に入っていなかったら、こんな経験はしなかっただろう。

一緒に参加した仲間に心から感謝したい。

そしてこのブロック会を開催してくれた担当者に。

その担当者も無事に終わってすごくホッとしたと思う。

21日の夜、無事に帰宅。

妻と娘が温かく迎えてくれた。

娘は幼稚園の時に運動会でもらった金メダルを僕の首に掛けてくれた。

寝る前に妻が念入りにマッサージをしてくれた。

翌日、さほど筋肉痛にはなっていなかった。これは練習の成果か?

仲間の中には疲労骨折になって、松葉杖をついているメンバーもいる。

それから3日ほど間を空けて、朝のジョギングを再開した。

約半年ぶりのジョギングである。

やっぱり歩くのと走るのでは全く違う。早速、筋肉痛になった。

今回の事で、健康でいる事の大切さもわかった。

気力は体力からだとつくづく思う。

いい仕事をするために、いい人生を送るために、これからも走り続けよう。

新たな経験で、何かスイッチが入った10月でした。


$習慣屋(しゅうかんや)

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