4月もあっという間に終わりが来た。

本当にスピードが速い。

しっかりと未来を見据えて、行動して行かないとこのペースじゃ、すぐに歳をとって、

人生の終わりも早く来てしまうような気がする。(汗)

丁度、そんな事を考えている時に出会った言葉が、

「着眼大局」

という言葉である。

この言葉の意味をそのまま、調べるてみると、

「物事を全体的に大きく捉える。」とか、

「広く物事を見て、その要点や本質を見抜くこと。」などと書かれており、

このあたりが一番、意味をイメージしやすいかもしれない。


今年に入ってから約3ヶ月間、この「着眼大局」という言葉がずっと頭から離れない。

というのも、僕が所属している、相模原市青年工業経営研究会(通称:青工研)という

若手経営者の会の今年度の統一テーマ・スローガンが、この「着眼大局」なのである。

この会は毎年4月に会長や役員、そして活動するブロックなども全てが変わる、

1年毎の活動を基本にしているが、このテーマは今年度の新しい会長が、決めたものである。

正式には「 着眼大局 ~時代の流れをつかみとれ~ 」となっている。

先日4月13日に通常総会があり、その席上、正式に議案の審議として承認された。

そして、総会のあとの懇親会で外部の方へも発表となった。


その通常総会と懇親会の実行委員長を僕が務めさせて頂いた。

実行委員会のメンバーは僕以外に現役会員5名、そして担当役員1名の7名体制。

全員が市内の若手経営者である。

1月18日の第1回実行委員会をスタートに、計10回の実行委員会と

前日のリハーサルを行い、当日の本番を迎えた。

なかなか、経営者同士で団結して物事を進めて行くのは正直難しい。

でも、今回のメンバーはとても協力的で、最後までしっかりと自分の役割を

果たして頂き、団結をもって無事に終える事が出来た。


その間、この「着眼大局」という言葉が、すっと僕の頭の中にあったのだ。

いや、これからの1年間のテーマなのだから、暫くは頭から離れないだろう。

しっかりとこの言葉を意識して、視野を広げて行こう。

そして、1年後に大きな視野から捉えた、将来計画を作ろう。

こんなにもスピードの速い時代、そして大きな時代の変革期には、この大きな視点が

とても大切だと思う。


中国の荀子は、この言葉のあとに「着手小局」を繋げた。

「着眼大局、着手小局」。

つまり、着眼は大局に、実践は小さな事からと言う意味だ。

大きな視野で見て、それを見据えて、実践は地道に確実にやっていく。

こういった言葉を意識し、行動する「習慣」は、とても大切である。

また、勝利の1ヶ月間に。

以上、月1ブログでした。(笑)