1816th  静かに動いている | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

自分の身になにか大きな出来事が起きた時、それはそれ以前からなんかが静かに動いていたということが少なくありません。

嬉しいことの原因を人はあまり考えませんが、悲しいことやひどいことはその原因を考えます。

人は、ひとつの流れの中で生活していますから、その流れからいろいろなことが重なり、場合によっては今思えばなんであんな判断をしたのだろうということもやってしまっています。

その流れの中で、決定的な原因になることが静かに動いているのです。

しかし、ある出来事が起きるまではそれに気がつくことは難しいでしょう。

他者から見ればなぜということであっても、流れというのは物凄い数の何かの積み重ねでもあるので、そのような判断、そのような行動へと自らが導いてしまうのです。

普通の生活でもそのようなことがあるのですから、これに凄い数の過去世の経験があるとしたら、人は自らの意思であるひとつの結果を導き出すような行動をとってしまうのでしょう。

時間を止めることはできないので、なにげないいつもの生活においても、実はなにかが静かに動いていて、ある出来事を自らの行動によって引き起こすべく、判断し、行動しているのかも知れません。

常に今が継続していて、次の瞬間の未来があるのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。 


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