ご利益願望は意味がないというようなことを何回も書かせていただいているので、それが悪いことだと思われてしまっているかも知れません。
地上で生きているのですから、そのような気持ちが湧き上がってはいけないということではありません。
神も高貴な存在も信じておらず、敬意も払っていない方が、正月だけ神社に行って、小銭を投げつけても霊的な良いことは起きないということを申し上げているだけなのです。
むしろ、未熟な霊魂や邪霊と縁付いてしまうという事実を申し上げています。
従って、それはそれとしても、地上の人である以上、受験や仕事や恋愛や結婚や家庭や人間関係が上手くいって欲しいと願うことはごくごく当たり前のことです。
霊的修行者であってもそれは同じです。
肉を着て、肉の脳で判断しているのですから、そんなことはとっくの前に超越しましたという方がいらっしゃったら、恐ろしいことだと思います。
完全に邪霊との二人三脚が始まっています。
僕も新しい事業を始めて、その一貫としてなぜか飲食店経営まで始めたので、毎日、毎日、利益のことばかり考えています。
赤字になったら大変なことになるからです。
人生は終わらないでしょうが、大きな大きな苦悩が増えてしまうことになります。
それは、霊的修行者としての生活にもあまりにもマイナスとなるでしょう。
それを乗り越えることこそが修行だというご意見もあるかも知れませんが、集会に参加することも、合宿に参加することもできず、最悪の場合、年会費すら払えなくなってしまったら、修行もなにもなくなってしまいます。
従って、上手くいかない時は、霊的にマイナスにならないのであれば、何とかサポートしてもらえませんかと守護霊や指導霊に願ってしまうこともあります。
そんなことは霊的修行者としてては、愚の骨頂だと言われてしまうかも知れませんが、少なくても僕はそのレベルから抜けることは出来ません。
ある程度、仕事が安定して、時間もかなり自由に取れるようになったら、そんなことは考えなくなるでしょうが、大きな天災も予想されますし、本当の意味での安定など望むことはできないでしょう。
結局、そのような状況中で工夫して霊的なことを優先させるしかやれることはないのです。
地上の人間はどこまでいっても地上の人間です。
物質界にいるのですから。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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