派遣法の改正をしようとしてなかなかうまくいかないようです。
派遣労働の現実が報道されて、人を人と思っていないということで批判されてきたのを受けての改正です。
実際には改正になるのか改悪になるのか分かりませんが、大きな社会問題のひとつであることは間違いありません。
企業側の便利さから認められるようになった派遣という制度だと言われていますが、一方的に企業側のメリットだけがあるわけではありません。
さまざまな状況の中で、派遣という働き方が自分にとってメリットがあると感じている方々も少なからずいらっしゃるからです。
もちろん、長期の不景気の中、正規採用されたいけれども、派遣で働くしかないという方々も多くいらっしゃるので、社会問題化しているのです。
ただし、正規雇用されている方々からも不満の声はあります。
休みが自由にとれたり、サービス残業がないという大きなメリットがるのに権利だけ主張するのは納得がいかないという声も少なからず聞きます。
雇用と労働、労働者間の問題に正解はないのです。
利益が完全に対立していますから、ウインウインなどということは有り得ません。
地上での人間の最大の苦悩である生存競争というものが本質にあるので、完璧な解決策はないのです。
個々において、勝ち組、負け組と言われている状況が存在しているだけで、結局、誰がどちらの組入るのですかという話なのです。
勝ち組のキャパシティは決まっているので、入れなければ、世間から負け組と言われてしまいます。
そこで、仕事だけが人生のはずではないということで、クオリティオブライフという話が出てくるわけです。
物質界での話なので、より質の高い物をより多く持つか否かということで勝ち組、負け組が決まります。
そして、地上での価値観はどこまでいってもそれが大きな判断材料になります。
クオリティオブライフは良いと思いますが、ある程度の物質的な裏付けがなければ、そもそも生きていくことが出来ません。
実はそんなことは誰もがわかっていることです。
だから、苦悩jになるのです。
動物としても物質的な苦悩があるのに、人間の場合は、霊的カルマとか再生の仕組みとか、幽体だの霊体だの、とにかくそこにややこしい要素が複雑に絡まっているので、どんどん不幸になるのです。
地上でもどんどん不幸になり、あの世ではそれとは比べものにならないほど不幸になります。
霊的な事実を知れば、価値観も変わるので、苦悩が減る可能性があります。
霊的修行者として歩むことはなにもあの世でのためだけというわけではないのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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