1662th  クリスマスイヴ | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

霊的なことはともかくとして、今日はクリスマスイヴです。

平日ですし、出かける予定はありませんでしたが、なんとなく夜の町並みを歩いてみたくて出かけることにしました。

今夜はショットバーはどこもいっぱいでしょうから、軽く食事をした後で馴染みの日本酒のお店に伺おうと思っています。

20時位までは同伴のお客さんが多いでしょうが、そのあとであれば入れるだろうという目算です。

翌日も平日のクリスマスイヴですが、大学生は休みに入っていますし、サラリーマンも土曜日から休みの方が多いでしょうから、けっこう人が出ているかも知れません。

一般的なクリスマスイヴと言うと、バブルの頃を思い出します。

東京の都心に住んでいましたが、どこもかしこも人で溢れていました。

今思えば、契山館の前身の清流会が発足した頃です。

僕は成人していましたが、まだ若かったのでお金が有り余っていたわけではありませんでした。

それでも、いつも誰かにおごってもらうことが多かったですし、都心に住んでいたのに車に乗り、趣味でロレックスの時計をいくつも集めていましたので、やはりバブルを経験しているのでしょう。

ただ、あの頃は良かったという感覚はありません。

何億円、何千万円という金額のお金を動かしていたわけではないからでしょうか。

年収何億円という世界は何がどう変わるかよく分かりません。

気軽にベンツが変えたり、高級レストランや高級クラブでお金の心配など一切しないで食事をしたり、飲んだり出来るのでしょうが、恐らく一番変わるのは周りの対応だと思います。

華やかな時代があった芸能人の方などがよく仰ることですが、良い時はどこからともなく大勢の人が周りに集まってきて、落ち目になると潮を引くように誰もいなくなるそうです。

世間からちやほやされて、もてはやされることは気持ちの良いものでしょう。

確かに高級ホテルや高級レストランや高級ブティックで接客されるのはとても気持ちが良いですから、それが常に誰からも受けられる感覚というのはとても良いものだと思います。

しかし、残念ながらその理由のほとんどは、お金にあるのですから、金の切れ目は縁の切れ目となるわけです。

ずっと、お金持ちの方はそれをよくご存知なので、むしろ率直に自分の考えを述べて、おべっかを使わない人を信頼します。

僕はそれを意図的にやることはありませんが、そのことによって相手から信頼されているなと感じることはよくあります。

金持ち同士がつるむのもそのことが理由です。

生活レベルが同じじゃないと一緒に行動出来ないということはありますが、一番は、お金目当てで付き合っているのではないということを肌で感じるのです。

取られるものがある人は、常に取られないよに気をつけていなければならないので、それはそれで気苦労がおありだと思います。

話がそれましたが、お金は人を変えます。

悪く変えることの方が多いでしょう。

万が一、霊魂がお金持ちになることの手伝いをしてくれたとしたら、余程の霊的な例外がない限り、その霊魂は未熟な霊魂か邪霊だと思います。

守護霊や指導霊といった高級霊魂は霊的成長に必要なことでなければ力を貸して下さいません。

物質的な幸せが霊的な成長を妨げるのであれば、むしろそうならないように動くこともあるかも知れません。

世間のクリスマスイヴを否定するつもりはありません。

苦しい人生においては、息抜きも大切です。

しかし、毎日がクリスマスイヴのように楽しいものになることが霊的な幸せにはつながるわけではありません。

物質的な幸せは、それを失った時、それを自分だけが手に入れられない時には、逆重い重い苦悩になります。

相対的で、他者との比較ばかりが価値観となる地上においては、苦悩がなくなるはずがないのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。 


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