1599th  肩書き | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

予想通り早々と小渕優子さんは大臣を辞任されましたが、問題は議員辞職までになるかです。

第三者委員会の調査の内容によっては、あるいは刑事罰の対象になれば、議員辞職ということになるでしょう。

ワインの問題も出てきているので、僕個人の見解としてはかなり早い時期に議員辞職ということになると思っています。

ことの内容が買収ですので、ちょっと逃げることは出来ないと思いますし、小渕さんご自身がその事実を知って、議員の職に留まり続ける意思がおありになるとは思えないからです。

次回の総選挙もそんなに先の話ではないでしょうから、ここは一つ政界における禊を経て復活と言うことになるのではないでしょうか。

すぱっと辞められましたし、法的な責任はあるものの本当に知らなかったということは有権者には伝わっていると思うので、議員辞職しても復活する可能性は高いと思います。

ところで、よく「猿は木から落ちても猿だが、議員は選挙に落ちたらただの人」と言われます。

要するに肩書きがなければどうにもならないということです。

誰もが知っている大企業の看板があるとか、社長だとか取締役だとか何らかの肩書きがあると、仕事においてはそれがものを言うということは実際にあります。

自分自身が意識をしていなくても相手が意識するのです。

もちろん、自分自身でそれを大いに意識している場合もあります。

大企業を退職した人がよく「看板があったから仕事が出来た。」というようなことを仰います。

それでも、元々実力がある人はそれ相応にその力を発揮されていかれるのですが、100%肩書きだけを使って仕事をしてきたという方もいらっしゃいます。

日本を代表する世界的なダイヤモンドマークの商社出身の方と仕事をしたことがありますが、あまりにも仕事が出来なすぎて腰が抜けるほど驚いたことがあります。

その世界的な大企業を辞められても元○○商事という看板で仕事をしようとするのです。

要するにそれだけで「ははー。」と言うことを聞いてくれていたのでしょう。

しかし、その時には仕事の出来なさと反比例するプライドの高さがあるだけで、子供の使いのような仕事すら出来ないのです。

大学時代の友人もその会社に入社しましたが、今はどうしているのでしょうか。

今はあのようなやり方が通用するとは思えません。

宗教組織でもある程度大きくなると、大企業のようにヒエラルキー(ピラミッド型の段階的組織構造)をつくっていきます。

そこには当然肩書きがあって、企業よりもある意味強固な上下関係が出来るのです。

キリスト教などその典型ですし、日本でも某なんとか学会の組織は非常によく出来ています。

それらはその宗教の世界でしか通用しないものですが、逆に言えばその世界では絶対的なものになってしまっています。

従って、その肩書きがはずれたら、その世界の内でも外でもご自身に実力がなければタダの人となってしまうのです。

その意味では契山館は世間から見れば特殊です。

ヒエラルキーがないからです。

支部の運営のために役員は存在していますが、数年単位で入れ替わります。

要するにマンションの理事と同じで持ち回りなのです。

しかし、それであってもなぜか個々の人間関係においてはヒエラルキーもどきのものは存在しているようです。

僕は仕事の上でもどんな場面でも自分自身がヒエラルキーを意識しないので、相手が僕のことを格下だと思っている場合は、非常に生意気だと感じさせるようです。

なぜか、僕は中学生や高校生の頃からそのような意識が欠如しているのです。

もちろん、仕事においては、常識の範囲で行動しますが、根の部分には肩書きなど幻想だという強い思いがあります。

しかし、逆に地上の価値観では僕以外の方々はそうではないということも強く意識していますので、常にかなり気を使ってバランスを取ろうとしています。

だからこそ、地上の人間社会で生きるのが嫌なのです。

肩書きを全く無意味なものだと思うからこそ、社会の常識から逸脱しないようにその部分に必要以上に細やかな神経を使っているからです。

地上の世間の常識など本質的には無意味なものなのに、だからこそ意識して常識からはずれないように細心の注意を払わなければならないこの地獄のような苦しみは、あの世に行けばなくなるのでしょうか。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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