僕が中学時代に熱中し、それだけにしか興味がなかったというものが推理小説とビートルズです。
他には何もありません。
スポーツをするわけでなく、勉強をするわけでなく、とにかくそれだけでした。
その状態は高校1年生くらいまで続いたような気がします。
i-Phoneを使うようになってから何十年前に聞いていた音楽をたまに聴くようになりました。
洋楽では懐かしいものとしては、ボズ・スキャッグスを聴くことが多いのですが、数年間毎日毎日聞いていたビートルズを聴くこともあります。
僕は後期の作品が好きなので、聴くとしたら「ホワイトアルバム」か「サージェントペパーズロンリーハーツバンド」か「アビーロード」です。
その中でも「アビーロード」を聞くことが一番多いかもしれません。
ロックを芸術にまで高めたとか、ビートルズ最高傑作と言われる「サージェントペパーズロンリーハーツバンド」も素晴らしいですが、個々の曲としては僕は「ホワイトアルバム」が好きで、トータルのアルバムとしては「アビーロード」が好きです。
ただ、いずれにしてもこの三作は内容だけでなく、ジャケットが凄いです。
「ホワイトアルバム」は正式名は「ザ・ビートルズ」でジャケットが真っ白で昔のレコードの時代は凹凸で文字が表現されていました。
真っ白なので、通称「ホワイトアルバム」なのです。
「サージェントペパーズロンリーハーツバンド」は世間では芸術品とされていて、それまでの音楽の常識を徹底的に覆したものでした。
ジャケットもある意味芸術的だと言えます。
そして、「アビーロード」は四人が横断歩道を渡っているだけの写真なのですが、ポール死亡説が出るほどの有名なジャケットで、恐らく音楽至上、最も有名なジャケットの一つでしょう。
音楽の全てを変えて、ある意味音楽の全てを終わらせてしまったのがビートルズなのですが(結局、今あるポップスやロックなどのポピュラーな音楽は全てビートルズのものまねの一つに過ぎないと仰る方がいらっしゃいます。)、とにかく、「ホワイトアルバム」はコロンブスの卵的なアルバムであり、「サージェントペパーズロンリーハーツバンド」はあらゆる意味で芸術性を感じさせるものです。
しかし、「アビーロード」は適当な感じがあるのです。
ビートルズ最後のアルバムと言われていますが、発表はイギリス版のオリジナルアルバムとしては最後ではありませんし、ジョン・レノンは「A面は面白いけど、B面はジャンク(ガラクタ)の寄せ集めだ。」と言っています。
しかし、ビートルズの全ては「アビーロード」のB面にあるという方は非常に多くいらっしゃいます。
僕もそう思います。
地上の人々にこれほどまでに影響を与えるビートルズというのはどのような存在だったのでしょうか。
ある霊能力者は、ポール・マッカートニーはモーツァルトの生まれ変わりだと仰っています。
あり得ない話なのですが、そのように言われる何かがあるのでしょうか。
よく分かりませんが、地上の価値観で物事を測っても答えは出ません。
ところで、霊的修行者であっても地上の人間なので音楽の好みはそれぞれあります。
そして、人間関係の好みもそれぞれあります。
大事なことはそのことを事実として捉え、必要があればなにをどうするかということを考え、努力することなのでしょう。
あれほど固い友情で結ばれていたはずの偉大過ぎる二つの才能(ポールとジョン)もほんのわずかな期間で決定的な亀裂が生じて袂を分かってしまうのですから。
ビートルズを維持するということを最優先にしなれば、当然、解散となるわけです。
霊的活動もなすべきことを最優先としなければ、当然、分裂ということになるでしょう。
常に必要なのは、何を最優先すべきかということを明確に持って、そのためにはなにを我慢し、何を犠牲にしたら可能となるかを考えて、そのために努力し、行動することしかないと思います。
ところが、霊的活動のために命など惜しみません、今すぐ捨てられますと言った次の瞬間に己の意地やプライドは捨てられないというのが地上の人間なのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
このブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、水波霊魂学 早わかり
、霊をさぐる
、弁慶と弟子
、ねこメット動画
(修行仲間の方々が作られた動画が全て見れます)などをご覧になって頂ければと存じます。
霊魂学をより多くの方々に知って頂くために、是非一日一回のクリックでのご協力をお願い致します。
にほんブログ村
yahoo
google