1348th  下衆の勘繰り | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

故事とかことわざでちょっと物理的に意味が分からないなと思うものが実は物理的な現象であったと知ることがありました。

例えば借金で首が回らないとか美味しくてほっぺたがおちるという言葉です。

細かくは書きませんが、両方ともそのように感じる科学的に証明されている物理的な現象があって、慣用句が生まれているのです。

物理的な現象ではないですが、僕が水波霊魂学に出会う前から実感している言葉は下衆の勘繰りです。

ネットで調べると「品性が無く心の卑しい者は何事においても余計な邪推を巡らせて、そこに相手の悪意や敵意を疑うということ。」と解説されています。

まあ、品性などと言うものは地上の人の価値観なので何が正しいか分かりませんので、そこはどうでも良いところなのですが、この故事から感じられることは人の本質です。

地上の人はいつも謙遜しているように見える人でも、結局は自分の価値観で物事を判断しています。

もちろん、今の時代だと法律とか常識とか社会生活を営むうえのルールとかがあるので、それに準拠させようとするのでしょうが、それでも最終判断は己の価値観で行います。

なぜか。

このあまりにも簡単な事実を知らない方が多過ぎます。

他者が何かをした、何かを発言したという時に人は必ず、なぜそのような言動をしたのかと考えますが、その判断は自分だったらどうするかというものでしかないのですが、そのことを意識する人はほとんどいらっしゃいません。

自分以外の、それが家族であろうとも配偶者であろうとも、他者の言動というのはそのご本人の判断から生まれているものなのです。

生まれてからのバックグランド、過去世、境遇、今の生活や人間関係、霊的状況、それらの総合的な発露として、その瞬間の言動があるわけです。

ところが、当人も知らない過去世があるのに、他者はその人の言動を自分が思い描いた常識というものを尺度にして判断をし、良いとか悪いとか正しいとか間違っているとかの結論を導きます。

それはやむを得ないことですが、それがあくまでも自分の価値観と自分の個性からくる判断だという意識はまず持ちません。

だから、世の中から紛争や戦争や対立や憎悪がなくならないのです。

人には感情がありますから、それを完璧にコントロールすることは出来ませんが、所詮、自分が他者に対して判断することなど何一つ正しくないという前提があれば、少しは物事を見る目が変るのだろうと思っています。

しかし、それをやられる方はいらっしゃいません。

人は自分だけの価値観を正義とか大義に置き換えるのが大好きなのです。

もしかしたら、霊的トレーニングを積み重ねれば、何かのヒントが得られるのかも知れません。

ただ、そこまで一定の霊的レベルに辿り着いたとしても、それでも結局は地上の人が肉の脳で考えることは下衆の勘繰り以外の何物でもないのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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