地上で生活する上で、職業というのはとても重要です。
収入の多さ少なさもありますし、自分がやりたいことができるかという問題もあります。
最近は、長引く不景気のせいで公務員が人気で、一昔前まであまり人気がなかった警察官や自衛官の人気も高いようです。
逆に、問題渦巻く先生というのは、同じ公務員でも人気が落ちているようです。
他者を騙すなど他者の自由意思を無視するような行為はもはや仕事などと言えないでしょうが、世間では評価されない、あるいは非常に蔑まされる仕事が実はいっぱいあります。
そのような職業についておられる方々の中には自分の仕事を恥じてその職業を隠すことも少なくありません。
イエス師の妻は売春婦であったというような話もあります。
その真偽はともかくとして、霊的に考えれば地上での職業など何が良いなどというものはないと思っています。
他者からの強い念を受けやすい職業はあまり良いとは思いませんが、一般的なサラリーマンをしていても、強い念や逆恨みや嫉妬などというものは日常茶飯事なのですから、あまり差はないような気もします。
一生懸命努力して、憧れの職業に就くことは良いことだと思いますが、それで霊的な何かを達成することが出来るわけではありませんし、死後それが活かされることはほとんどないでしょう。
逆に、世間で蔑まされている職業であっても他の職業に増して霊的なマイナスがあるわけではないでしょう。
但し、そこから来る劣等感や世間一般に対する逆恨みは、霊的に非常に悪い結果を招くことが少なくないと思います。
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理想を言えば、霊的に目覚め、霊的修行者として生き、日々の霊的トレーニングやトオゥ・ライ・シェイや合宿に比較的自由に参加できるような環境とお金を得ることが出来れば、霊的には非常に意味があると言えるでしょう。
僕などはバブル時代に大学を卒業しましたから、公務員になる友人の気持ちが理解出来ませんでしたが、その時に霊的修行者となっていたら、東京23区とか名古屋市役所の地方公務員の試験勉強をしたでしょう。
今考えれば、それをしていれば、唯一人生で意味のある勉強をしたことになります。
それ以外の勉強は、霊的には何の意味もなかったと思っています。
但し、司法試験受験に失敗して挫折したことは非常に大きい意味がありました。
司法試験を諦めたことが、実は霊魂学と出会う直接的なきっかけになったからです。
やりたい職業についても霊的に目覚めなければ、霊的には価値は少なく、いやいややっている仕事でも霊的修行者として自分なりにやりたい活動が出来ていれば、霊的には最高に近いと言えるでしょう。
例え、それが世間から評価されない職業であっても、他者を騙したり、違法なものでなければ、コンプレックスを持って、霊的カルマを作ってしまうことは残念なことだと思っています。
収入は重要ですが、職業に対する地上の価値観による評価など全く無意味なことです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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