地上に降りた人と言う霊的生命体は、肉を着て、動物としての生存競争を繰り返してきたわけですが、他の動物と異なり地上で言うところの知的レベルが高い人と言う存在は、単純な生存競争だけでは満足しませんでした。
それが霊的カルマを生む大きな原因の一つになったと思われます。
人は、単に明日食べる物がないとか、住むところがないとかいった最低限の生活をクリアしていても満足しなかったのです。
要するに富を蓄えたいとか人から尊敬されたいとかうらやましがられたいとか酒池肉林の限りと尽くしたいとか、単純な生存競争以上のものを望みました。
織田信長などは大変な知恵者なので、将来的に家臣に与える領土がなくなってしまうことを念頭において、茶器なるものに領土以上の価値を与え、それを持っていること、それを信長から賜ることを大変名誉なこととする価値観を作り出しました。
日本の領土には限りがありますが、茶器ならばいくらでも作れるわけです。
そこで、千利休という人が登場して来る訳ですが、自尊心の高い彼は当代一の茶器の目利きとしてもその地位を磐石なものとするとともに茶器で豊臣秀吉と対立して切腹させられるのです。
逆に言えば、信長は極めて短期間で茶器の価値をそのレベルまで引き上げたわけです。
そうなると単に土から作られた茶を飲む道具が、世間での芸術的な価値が高いという相対的な評価によって、一国をも動かすようになったわけです。
だから、松永弾正は、茶釜である平蜘蛛釜を渡せば命だけは助けてやると言われたにも関わらず、信長には絶対に渡さないと拒否して、茶釜を出して自爆死するのです。
そんなわけで、地上の人は単純な生存競争を越えたところで、念を飛ばし合い、幽体を傷つけ合い、霊的カルマをどんどん作っているわけです。
それに加えて昨日書いたように、霊的に考えれば本来あり得ないような民族の対立やそれに伴う殺し合いをしているのですからどうしようもありません。
また、先日書いたスクールカーストやいじめの問題もこの地上での生活を地獄に等しいものに変えていっているような気がします。
霊的な現象は見たり聞いたり出来ませんが、世の中で起きていることに疑問を感じておられる方々はかなり多くいらっしゃるはずです。
元々、地上に人間が降りた時から、本来とは違うことばかり起きているはずですが、特に最近は何もかもがおかし過ぎるということをほとんどの方が感じておられるはずなのです。
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科学は生活を豊かにします。
しかし、人の問題は残念ながらどんなに科学が進んでも解決しません。
霊的世界を科学で証明出来ない以上、未熟な霊魂や邪霊の関与は証明されません。
だからこそ、彼らはいつまでも自由に動き回って、どんどん好きなことがやれるわけです。
そして、本質的な問題は、単に邪霊という存在にあるのではなく、それをどんどん地上に引き寄せる人類の自由意思の総意のようなものが恐ろしいのです。
地獄が出来たり、邪霊という存在が現れたりするのは、その人類の自由意思の行使の結果の一つに過ぎません。
自由意思が認められているために、自由意思を自らを生き地獄にさらすために使ってきた結果が今あるのです。
邪霊は元々は地上で生活していた人間なのですが、何故かやけのやんぱちを起こして、自分たちの道連れを作ることだけに楽しみを見出しています。
しかし、それを笑うことなど出来ません。
僕だって、高慢になって落ちてしまえば、気がついた時には邪霊の子分になっているかも知れないのです。
領土より茶器を望むほど、地上の価値観は全て相対的であることに気がつかないまま人類は自由意思を行使してきました。
今後もそうするのでしょう。
だから、救われる道は今や閉ざされようとしているのです。
1万年か2万年か知りませんが、懲りずに繰り返してきたことを人類は残り少ない時間で改めることが出来るのでしょう。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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