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宗教ではよく感謝が大切だと教えます。
「あなたは、生かされているのです。そのことに日々感謝すれば、必ず神(仏)はあなたを幸せに導いてくれます。」
「人に感謝する心があなた自身を幸せにするのです。」
確かに、世の中の全ての人たちが、本音はともかくとして、感謝の心を持とうと努力し、実践したら、争いごとは少なくなるのかも知れません。
しかし、実際にはそれは無理だと思います。
人が地上に生まれて肉の身体を着て、その維持が最優先である以上、本当に自分の都合に良い事をしてくれれば、その時は感謝するでしょうが、そうでもないのに、無理やり感謝するふりをしても、いつかその鬱憤が大爆発して、大変な悲劇を巻き起こしてしまうのが関の山でしょう。
まして、自分自身が神や仏に生かされているなどいう話は、傲慢の極みであって、霊的に見れば、地獄へのパスポートをもらうようなものです。
人は、自由意思を行使し、原罪を犯し、喜劇とも言うべき辛く悲しい再生を繰り返した挙句の果て、今、地上で生きているのです。
神や仏から特別扱いされて生かされているなどと思い始めたら、もう後はとことん落ちていくしかないでしょう。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、水波霊魂学 早わかり
、わかりやすい霊魂学
、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)
、霊を知るために
、弁慶と弟子
、体験ー死後の世界
などをご覧になって頂ければと存じます。
感謝をすること自体はもちろん悪いことではなく、誰かに何かをしてもらったら感謝するとともに常識的なお礼をするのが人として普通の姿だと僕は思っています。
何かをしてもらって感謝もせず、お礼もしないと言う方は、守護霊や指導霊、場合によってはそれ以上の高級霊魂や神霊に何かをして頂いても、本当の意味では感謝せず、お礼などは一切されないでしょう。
もちろん、神霊や高級霊魂が、お礼にお金や物が欲しいなどと仰ることはあり得ません。
物質界の価値観による何かなど意味がないからです。
もちろん、命をくれとも仰いません。
確かに命を掛けるほどの真剣な思いというものは重視されるでしょうが、物質界の命など捧げてもらっても何の意味もないのです。
高貴な存在に対するお礼を地上においてすることが出来るとしたら、それはたった一つしかないと思っています。
神霊やキリストの活動を、地上にいる人間にしか出来ない仕事でお手伝いさせて頂くということです。
他にはありません。
何かで見た高級霊魂の言葉で、「あの世に帰る前に、神霊への奉仕が出来ているか。」というものがあります。
神霊への感謝の気持ちは、具体的な行動で表すべきでしょう。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。