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人という霊的生命体は、地上に降りて動物の身体を使うことになったために、動物としての欲望があります。
一般的には、性欲、食欲、睡眠欲と言われています。
ところが、人としての欲望となると名誉欲とか金銭欲とか権力欲とかも加わってくるようです。
僕が思うに、人には差別欲が強くあるように思われます。
他の人よりも良い物を食べ、良い物を着て、良い家に住んで、より良い生活をして、憧れられる存在になりたいという欲です。
この欲は名誉欲や金銭欲と重なると思うのですが、いずれにしてもこの差別欲を源にして、人々はずっと戦争をしてきたわけです。
そして、戦争には、相手に勝つための研究が不可欠ですから、そのために常に科学が発達してきたわけです。
僕が今こうしてインターネットを利用していますが、インターネットも元々は軍事目的で開発されたと言われています。
人間にとって物質界で生きるには欲望は大切なものですから、否定するのはおかしな話ですが、やはり、まともな生活を送るにはある程度のコントロールも必要でしょう。
霊的に考えても、暴走することは社会生活を送る上で問題が起きるので良くないことでしょうし、逆に抑え過ぎることも良くないようです。
欲望を無理に押さえつけると肉の脳にも過度のストレスがたまりますが、幽体の欲求が表に出ていることもありますので、幽体にストレスがかかってしまうことにもなります。
幽体のストレスが爆発するとかなり強烈ですから、いずれにしてもほどほどに上手くコントロールすることが肝要でしょう。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、霊魂通信（「霊魂イエス」「ムーの大神人」）
、霊を知るために
、弁慶と弟子
などをご覧になって頂ければと存じます。
人は地上では動物でありながら、同時に知的な生命体でもあるために物質界を支配しようとします。
神でもない存在にそんなことが出来るはずがないのですが、出来ると思い込み、何度も返り討ちにあいながらも、どんどん科学を発達させてきました。
地球にも寿命があることが分かっていますから、将来的には地球以外の場所で生活することすら求めています。
しかし、太陽の寿命にはどう対抗するのでしょうか。
いずれにしても、そのような欲望が尽きることはないでしょうし、それ自体が悪いとも思いません。
地上に生まれてきた意味を知って、その目的を達成することを最優先にしないことが悲劇をもたらしているだけの話なのです。
現在の地上は生き地獄とも言える様相になってきました。
真綿で首を絞められるような嫌な状況です。
しかし、たった一つのことに気がつきさえすれば、本物の幸せへの扉を開くことが出来ます。
と言っても、奇跡など絶対に起きないでしょう。
「信じるものは救われる」としか申し上げようがありませんが、事実はあまりにも物質界の価値観とは離れすぎているために、誰も耳をかそうとしません。
原罪の時から分かりきっていたことなのですから、分かりきった答えが出るのでしょう。
そして、過去に散々敗れ去ったキリストの弟子さえも同じことの繰り返しをするのでしょう。
根拠無き希望や単なる願望に明日などあるはずがありません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。