570th  母が一番近くに | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

全日本フィギィアで逆転優勝した浅田真央さんが世界選手権出場決定の記者会見で、記者からの「お母さんにどんな報告をしたい?」の質問に対して、「一番近くにいるという感じがしたので、何も報告しなくても分かっていると思います。」と答えられていました。

スポーツの世界や芸能の世界などで、身内の方が亡くなられた直後に何かを成し遂げると必ず「どんな報告をしたい?」とか「誰に報告したい?」と訊かれます。

唯物論や無神論がまかり通る世の中で少し不思議な気もしますが、それが地上の人間の心情というものでしょう。

地上での親子関係や婚姻関係は、あの世に戻った時にも継続されるわけではありません。

そもそも、同じ世界に住むということがまずないと言えます。

血縁関係や婚姻関係は、地上での霊的カルマの解消において深い意味を持つことがありますが、肉のない世界では血縁関係などありませんし、地上の人間が作った婚姻制度などないわけですから、あの世で拘るようなことではありません。

しかし、実際には、子孫のことが心配になって、来てはいけないのに地上へやってきたりすることはあるようです。

それが、霊的にはお互いにとって非常にマイナスであることは何度書いている通りです。

ただ、地上の人間の心情としては、愛していた人や一番大切な人が亡くなられることの悲しみは言葉で表現できないほどのものでしょうし、亡くなられてもそばで守っていてくれるという気持になることはごく自然なことで、それ自体がいけないということはないでしょう。


いずれにしても、亡くなった方が完全に消えてしまうのではないと考えるのであれば、真剣に死後の世界について思いを巡らして頂きたいのですが、多くの方にとって死は遠い未来の話であり、世で言うような幽霊ではなく、霊魂として死の無い世界で生き続けるという話になると拒否反応を示されるわけです。

そのくせ、自分や家族に不幸が続くと、霊能力者や占い師の門を叩き、先祖供養に励まれるのです。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


亡くなられた身内の方は、確かにあの世に存在しておられます。

しかし、時が経てば地上での経験などほとんど忘れてしまいますし、名前さえも忘れてしまいます。

そして、当然ながらすぐに地上での生活よりもあちらでの暮らしのほうが長くなるのですから、物質界の法則に基づいた思考回路など無くなります。

地上の人々の思いと霊魂に戻られた方々の思いが交差することはまずありません。

亡くなって数年、数十年しかたっていない身内の方が、守護霊として守ってくれるということもありません。

普通の霊魂はそんなに早く上級幽界に入って、守護霊の仕事をするなどということはあり得ないからです。

かなり優秀で最速に近い方でも、地上の時間で400年位はかかるようです。


霊魂学の学徒の立場で申し上げればそれが事実ですし、その事実を無視してしまうからこそ、ご先祖絡みの霊的障害というものが生じてしまうのです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


ブログ村ランキングに参加させて頂いています。

1日に1回クリックして、応援して頂けるととても嬉しいです!

   

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村


YAHOO!

Google