535th  霊の禊 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

神伝禊法は、水、火(今は時代に合わせて火から違うものに変わっています)、風を経て、奥伝ではそれまでの三つとは全く異なった世界に入ります。

それが霊の禊です。

三つの禊が物質界の物質を媒体として行われるのと異なり、霊の禊は、その名の通り、霊、すなわち霊質界におられる高級霊魂を媒体として行われます。

霊質界におられる高級霊魂という存在は、僕たちの守護霊や指導霊とは異なった次元、異なった高級な世界におられる霊魂で、地上の言葉で言うのであれば、天使だの仏だの菩薩だの呼ばれるような極めて高度に進化した生命体です。

そのような地上の人間とはあまりにもかけ離れた生命体を水や風のように媒体として使って、神霊が自らエネルギーを降ろして下さるというなんとも訳が分からなくなるような禊が奥伝霊の禊なのです。

神霊という存在は、地上の感覚であればまさに神であり、宇宙を掌るとか、地球の進化を担当するというようなレベルの生命体であり、物質界や幽質界を作ることが出来るようなレベルなのです。

個性を示すことの出来る最上位の生命体である神霊が地上の一個人に直接エネルギーを降ろして下さるなどという禊がなぜ地上に示されているのか未だに全く理解出来ませんが、どうやらそのようなもののようなのです。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


神伝鎮魂法もそうですが、そもそも地上の一個人が行じる技法としては、せいぜい次伝くらいまでで十分で、中伝レベルでも地上においてそこまで到達した人はほとんどいないという世界です。

本当の意味でマスター出来たかという観点で考えれば、地上の人間にとっては、初伝すらそれを完成させることは非常に難しいようです。

だから、いつも僕はどんな方でも、せめて神伝禊法と神伝鎮魂法の初伝は日々行じて欲しいと何度も書いているのです。


ところで、他の方はともかくとして、なぜ僕のような、人としても、霊的修行者としてもどうしようもない半端者に、モノに出来る可能性など皆無なのにも関わらず、師が霊の禊を教えて下さったかを考えると答えは一つしかないのです。

神伝の法の実践者があまりにも少ないからです。

どうしようもないほど低く汚れてしまった地上において、霊魂学を本当に信じている人が皆無に等しいからです。

守護霊や指導霊を担当するような上級幽界や天使だの菩薩だのという霊界におられる高級霊魂の方々がせっかく地上に示された神伝の法の指導を担当する対象がほとんどいないからです。

物質界という波動の荒い世界には直接関与出来ない彼らが、地上の現状を何とかしようとしたら、地上にいる人間に高貴なエネルギーを降ろして、その人たちに直接行動してもらうしか他に方法が全くないからです。

その意味では、初伝であっても、地上においては、他の誰よりも、地位や名誉や富の頂点を極めている方々よりも、桁違いに霊的なレベルは高いわけで、高級霊魂の方々は神伝の法を実践している人たちに、大仕事の本質的な部分を託すしかないのです。

他にいなければ、1%でも可能性がある人にその大役を任せるしかないのです。


そして、奥伝や秘伝まで存在する神伝の法が地上に示されたということは、いろいろな意味で最終局面を迎えたからであり、地上の師も普通の人間と同じだけの時間しか地上にいらっしゃることが出来ないのですから、本当にもう時間がないと100万回申し上げているわけです。


具体的な指示など待っていても、それが示されることなどあり得ないでしょう。

神伝の法が、初伝だけでなく、次伝、中伝、奥伝、秘伝まであり、実際に奥伝までは伝授された方がおられる以上、指示などあるはずがないのです。

なぜならば、中伝からはもはや師範代のレベルに入り、その師範代としての役目を果たすことこそが、修行そのものなのですから。

大きな方向性は示してもらえるとしても、師範代に手取り足取り指示など出していたら、いつまでたっても師範代の仕事が出来るようになりません。

霊の禊ともなれば、そんなレベルはとっくの昔に卒業していて、いかに霊質界の高級霊魂や神霊と交流するかという世界に入っていなければ、箸にも棒にもかからないということになるでしょう。

まさに僕がその箸にも棒にもかからない典型なわけですが、だからこそ、少しでも前に進もうとしなければ、いつか落とし穴にはまって、それこそ地獄へと真っ逆さまに落ちてしまうのだと思っています。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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