BSで録画しておいた「博士の愛した数式」を見ました。
交通事故による脳の損傷で記憶が80分しか持続しなくなってしまった元数学者「博士」と博士の新しい家政婦である「私」とその息子「ルート」の心のふれあいを美しい数式と共に描いた作品です。
第一回本屋大賞を受賞した小説の映画化です。
日本映画らしい良さが出ていた面白かったのですが、僕が最初に目を奪われたのは「博士の愛した数式」すなわち「オイラーの等式」です。
高等数学の公式なので内容については触れることが出来ませんが、最も美しい数式とも言われています。
数字というものは、非常に不思議なもので、実は物質界だけに存在するわけではないようです。
しかし、物質界以外に存在する数字は、物質界でのものとは異なります。
具体的なことは僕もほとんど知りませんが、数字というものには常に興味がいっています。
友愛数など面白い数学の話が出てきますので、興味がある方は一度ご覧になって頂ければと思います。
設定は特異な感じがしますが、ストーリー自体はシンプルで、各俳優の方々の渋い演技が光っています。
ところで、数式以外に興味を持ったのは、「博士」の記憶が80分しか持続しないというところです。
人の一生は100年弱ですが、物質界以外から見れば、実は100年も80分も大きな差はありません。
常に80分で記憶がリセットされる「博士」を見ていると、人という霊的生命体もこんな風に地上での人生が終わっては、しばらくするとまた地上に生まれて、全ての記憶がリセットされ、また終わり、また再生されということを繰り返しているんだなあとしみじみと感じさせられました。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)
、霊を知るために
、弁慶と弟子
などをご覧になって頂ければと存じます。
人間50年でも80年でもいいですが、所詮、地上で永遠に生きることなど出来るわけもなく、肉体も物質なのですから必ずすぐに動かなくなります。
坂本竜馬は30年ちょっと人生を最も濃い内容で生き抜いたという方もいらっしゃいますが、どうなんでしょうか。
地上に生まれた以上、地上での目的を果たさなければ、霊的には何の意味もないわけですし、史上最も偉大な教皇になろうが、日本の歴史を変えようが、300年近い幕藩体制を確立しようが、そんなことはあの世では全く役に立ちません。
もちろん、例え地上の価値観であっても、人を不幸にするよりは幸せにする方がが良いのでしょうが、それは本来の目的が優先されていてはじめて素晴らしいという話になるのでしょう。
まだまだ何が起こるか見当もつかない状況ですが、犬がジャーキーをもらう時のような喜びを求めるよりも、とにかく自分自身の努力で霊的進歩向上を目指すことを考えるべきでしょう。
自らの力や努力ではどうにもならない天災や人災に怯えている暇はありません。
恐らく、残された時間は想像以上に少ないはずです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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