福島の原発から遠く離れた世田谷で高い放射線の値が出たということでマスコミが騒いでいます。
放射能の人体に及ぼす影響については、ほとんど科学的医学的な証明が出来ておらず、一定の値を短時間で浴びると即死するとか、死に至るということ以外は正確なことはあまり分かっていないようです。
世田谷の放射線が将来どのような影響を及ぼすのか僕には知る由もありませんし、異なる意見があり過ぎてどれが本当だか分かりません。
但し、広島、長崎への原爆投下やチェルノブイリの原発事故などで、ある程度のデータはあって、これくらいでこれくらいの影響が人体に出るだろうという推測はされています。
難しく言えば、蓋然性が高いという資料はあるのです。
その程度の不明確な情報であっても、多くの方々は放射能に恐怖を感じておられます。
神経質な方は、福島産の食品だというだけで、吐き気をもようしてしまわれるようです。
目に見えなくても、生命や健康に悪い影響を与えるということで非常に神経質になるのです。
確かに放射能の人体への影響は気になりますが、僕個人の感覚では、これだけ世の中の霊的な状態が悪く、ほとんど方が幽体や幽気や間気に大きな問題を抱えているような状況のほうがはるかに怖いと思っています。
放射能と同様目に見えませんし、深刻な状態になるまで悪くなっていることが分からないという点も同じなのに、なぜかほとんどの方は全く興味を示されません。
しかも、放射能は肉体への影響ですから、霊的生命体とすればほんのわずかなかりそめの世界での話なのですが、幽体となるとそんなのんきなことを言ってられないにも関わらず、関心がないというのは本当に不思議なことです。
これ以上、恐ろしい話はありません。
ご本人が事実を事実として認識されないのですから、どんなに深刻な状況であっても、対策を打つことは不可能なのですから、恐ろしいという言葉では表現できない話なのです。
結局、物質界での生活が終わった後に幽質界での生活があることを信じないが故のことなのですが、放射能一つをとっても、科学や医学はまだまだ分からないことだらけです。
それでも、人類は科学の発展を盲目的に信じていますから、その当時のDNA鑑定について権威が間違いないと言えば、疑うことなくそれを信じます。
しかし、しばらくたってみたら、あまりにも稚拙で、科学とは言えないレベルであったことが証明されるのです。
科学とは極めて不完全なのになぜか地上の人々は絶対的とも言える信頼を置いて、霊的なことは科学的ではないと勝手に判断して否定し、時には神への畏怖を軽蔑するのです。
放射能よりも世界恐慌よりも、もしかしたら日本が沈没するよりも、はるかに怖い状況に既になっているにも関わらず、ほとんどの方が違うことばかり心配しておられるというこの現実の方が僕は怖くてしょうがありません。
神の経綸はどのような結末を用意しているのでしょうか。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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