江戸時代、4代将軍家綱の時に明暦の大火という江戸時代最大の火事がありました。
世に言う振袖火事です。
物語として語られている内容は次の通りです。
ウメノは本妙寺の墓参りの帰り、上野のお山に姿を消した寺小姓の振袖に魂を招かれて恋をし、その振袖の紋や柄行と同じ振袖をこしらえてもらって夫婦遊びに明け暮れていました。
その紋は桔梗紋、柄行は荒磯の波模様に、菊でした。
やがて、ウメノは、恋の病に臥せったまま、17歳で亡くなりました。
寺では葬儀が済むと、不受不施の仕来りによって異教徒の振袖は供養せず、質屋へ売り払いました。
その振袖はキノの手に渡りましたが、キノも17歳で亡くなりました。
振袖は再び質屋を経て、イクのもとに渡ったが、同じように17歳で亡くなりました。
イクの葬儀に至って三家は相談し、異教徒の振り袖をしきたりに反して、本妙寺で供養してもらうことにしました。
しかし和尚が読経しながら振袖を火の中に投げ込んだ瞬間、突如吹いたつむじ風によって振袖が舞い上がって本堂に飛び込み、それが燃え広がって江戸中が大火となったというのです。
以上ですが、これは単なる創作の物語とされています。
有力説では、時の老中の屋敷が本妙寺の隣にあり、幕府の威信を保つために本妙寺が火元ということにしたというものがあります。
倒幕後、本妙寺はこの説を主張しており、実際にお咎めを受けるはずの本妙寺が火事後に幕府に優遇されたという事実があるようです。
原因はともかくとして、江戸は何度も大火事に見舞われています。
また、関東大震災と東京大空襲によって、東京は、近年でも壊滅状態になったことがあります。
天災、人災、戦争、事故などによって、何度も壊滅しているのです。
現在の建築物は火に強いので、このような大火事が東京で起こるはずがないと考える方もいらっしゃるでしょうが、阪神大震災の被害の多くは火事によるものでした。
関東大震災の被害者のほとんどが、焼死や火を逃れるために川に飛び込んだことによる溺死でした。
現在の東京でも、地区によっては、道が狭くて消防車が入れないところが多くあり、大震災の際の火事が一番心配されています。
霊魂は、手馴れた技術と条件が揃えば、物理現象を起こすことが出来ます。
もちろん、火事を起こすことも可能でしょう。
地震などの天災が起きれば、それを利用していろいろなことが出来るようです。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学 、霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」) 、霊を知るために 、弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。
今、天災や人災が多発して、世界恐慌や大きな戦争の火種がくすぶっています。
毎日同じ事を書いていますが、地震や津波だけではなく、何時何が起こるか全く分からない状況になっています。
その状況において、いろいろな霊魂が、己の思惑で動いていますから、どんなことが起きるのか予想もつきません。
その意味でも未来など予言できるはずはないのですが、あなたも感じられておられるように何かが大きく動いていて、世界中が大混乱になる雰囲気が漂っています。
こんな時には不安に駆られて焦ってもしょうがありません。
もはや自分の人生は自分だけであコントロール出来ない要素が多くなってしまっているのです。
そして、最も理解して頂きたいことは、地上において物質的に価値あるものは、いとも簡単に一瞬で失うことがあるということです。その可能性が極めて高い時代に入ったということです。
何度も同じことを書きますが、不安を煽りたいのではなく、不安に思ってもしょうがないので、今こそ、ご自身が生まれてきた意味とかこのような世の中を生きなければならない理由とかを一度真剣に考えて頂きたいのです。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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