399th  なかなか変われない | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

九州電力の原発再開の討論会で、賛否を問うメール・ファックスを募集した際に、九州電力から関係各社に賛成のメールを送るよう指示を出していたことが大きな問題になっています。

本当に電力業界の体質と言うのは変わらないものだなあとつくづく思いました。

過去においては、さまざまな圧力によって封じられてきたことが、今はネットによって個人が容易に情報を流せますので、このようなやり方は必ず情報が漏れます。

しかし、九州電力としては死活問題につながるので、なりふり構わず今までのやり方で原発再開を強行しようとしたのでしょう。

人という霊的生命体が地上に降りると何を優先して生きてしまうかと言うことが如実に現れた話だと思います。

自分とその家族の生活を守るためには、会社を守らなければならない、それは地域住民や多くの人の生活をも守ることなのだと言う理屈をつけて、良心の呵責を懸命に和らげながら、九州電力の役員や従業員は、何でもやってしまうのです。

電力業界の正社員の給与水準は極めて高いと言えます。

下請けは低いですが、本体では驚くほど給料をもらっています。

これまでの良い暮らし、これまでの安定した暮らし、一族郎党や周りの人たちから羨望の目で見られてきた暮らしをそう簡単には壊すことは出来ないのでしょう。

肉は自己保存の意思が強く出ますから致し方ないと言えますが、このような性質は肉の本質の一つですから、人類が唯物論のままであれば、この先どんなに文明が発達しようが、教育の改善を考えようが、何一つ変わることはありません。

大震災や原発事故の教訓を生かしてなどとそれらしいことを言ってみても、すぐに新しいインチキが考え出されるだけで、変わることはないのです。

戦争も然りですが、人類が本当に過去の教訓を生かすことが出来たのであれば、今頃戦争やこのような人災は起こるはずがないのです。

表面的には改善されますが、必ず新しい理屈や新しい手法によって、同じことが繰り返されます。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


これほどの大震災や原発事故が起きても何も変わらないのが不思議だと思われる方が多いと思いますが、残念ながら当事者として渦の中にいると良心の呵責に苛まれながらも、会社や権力の大きな流れに飲み込まれてしまって、いつしかそれに加担していくというのが、人間の悲しいところなのです。

それを拒否すると逆に社会不適合者といるレッテルを貼られてしまいます。

普通は、わずか何十年ながらも築きあげてきた目先の既得権を何とか維持したいと思うものなのです。

全員がそうなるとは申し上げませんが、ほとんどの方は流されてしまうでしょう。

特に企業のトップ層というのは、いろいろな利権でがんじがらめになっているので、自分のことだけではなく、多くの人に迷惑はかけられないという思いが強くなって、己の大儀、己の正義を、さも世間の大儀、世間の正義と思い込ませてどんなこともやってしまうのです。

メールの件など氷山の一角で、電力業界には深い深い闇の部分があります。

原発問題は、人という霊的生命体が地上で何を優先して生きているのかをまざまざと見せつけられるので、僕などは息苦しくなります。

そこには、真の幸せなど無く、一生拭いきれない複雑な思いと場合によっては死後も抱えなければならない新しくそして更に深刻な霊的カルマが生まれているからです。


人という霊的生命体にとって本来は相応しくない地上という世界は、矛盾に満ち溢れています。

最初の一歩で原罪を作ってしまったのですから、その矛盾が無くなることは決してありません。

だからこそ、人は地上において霊的に目覚め、霊的進歩向上を真剣に目指すしか救われる方法はないのです。


求めよさらば与えられん。信じよさらば救われん。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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