361th  殺人公開放送 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

mixiでコミュニティーを開設しました。

トピックスも立てましたので、よろしければ、是非ご参加下さい。

「霊魂学」


人気ドラマ「警部補 古畑任三郎」の初回シリーズがBSフジでやっていたので、たまたま録画をして観ました。

第9話の「殺人公開放送」です。


霊能者がテレビ番組で霊視するために、行方不明のOLの物に見せかけたスカーフを事前に河原に隠すが、通りがかりのチンピラに見つかりもみ合っているうちに殺してしまい、生放送中に霊能力を否定する科学者に追い詰められて、自ら犯した殺人の死体をも霊視するふりをすることになってしまい、観客として偶然スタジオにいた古畑に犯行を見破られるという内容でした。

殺人を認めた霊能力者は、最後に、「今はトリックを使っているが、20歳までは霊視も出来たし、手を使わずに電球を割ることも出来た。僕には人には無い特殊な能力が本当にあったんだ。」と語ります。

古畑が「なぜもっと早く、能力が無くなったことを言わなかったのですか。」と問うと、

霊能力者は「あまりにも多くの期待があってその期待に応えるしかなかった。そして、本当のことを言うには嘘をつき過ぎた。」と答えます。

三谷幸喜さんの脚本ですが、テレビ界と霊能力者と言われる方々の関係の一端を描いているなあと思います。


僕は、改善されることは不可能だと感じたので、今はほとんど政治と財界とマスコミの関係に興味が無くなりましたが、いつも書いている通り、権力を握った人々の関係というのはズブズブです。

今回の原発問題がネットで情報伝達されているおかげで、以前に比べれば多くの人が事実を知るようになってきましたが、ネット情報の信憑性に対する疑問もあって、なかなかほとんどの人が事実を知るということは出来ません。

テレビなどの巨大マスコミは、慈善事業をやっているわけではありません。

明らかに営利行為を行なっているのです。

従って、まずありきは収入の確保であって、テレビであれば視聴率という基準が今も重要視されています。

要するに霊能力者が本物か偽物かよりも、とにかく視聴率を取る道具の一つとして、霊能力者枠というものがあって、テレビ界は、常にその枠で視聴率を取れるスターを探しているのです。

必要なのは際立った個性とか視聴者を惹きつけるトークとかルックスとか何かの現象、例えば物理現象を起こしたり、霊視をしたりということです。

だから、本物かどうかはともかくとしても、例え、実際にご本人が間違いなく見えている、聞こえているという場合であっても、ショーとしてどんどんエスカレートしていって、いつしか嘘やトリックがそこに混ざってきて、最後はトリックのみとなるということは普通のことだとも言えます。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊魂通信(「霊魂イエス」「ムーの大神人」)霊を知るために 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


霊言にしても、霊視にしても、それが本物であり、地上の人々の霊的進歩向上に役立つものであれば、お金で買えないような価値があると思います。

しかし、霊的な世界を信じる人も信じない人も求めるのは、ショーとして楽しめるかという要素です。

自分に直接の利害関係がなければ、後は観ていて面白いか面白くないかしかありません。

そして、これは本物だ、凄い、と思えば、自分自身の人生の指南をして欲しいと考えるのです。


だから、霊能力者と言われる方々が、有名になり、事務所を持ったり、宗教法人を持ったりしたら、当然経営を考えなければならなくなります。

自分だけではなく、そこで職業として働く人達の生活を支えなければならないからです。

地上で肉を着て生活する以上、肉の維持は最優先されます。

そのことは、公正で正確な情報が求められる巨大マスコミであれ、人生の指南役となる霊能力者であれ、人の命を救う医者であれ、原子力関係の科学者であれ、国民の生命と財産を守ることが目的である政治家であれ、全て同じです。

何もかもがインチキで、全ての人が詐欺同然などということはありませんが、残念ながら、社会構造というものは多くの方々が想像しておられるよりもずっとインチキで塗り固められています。

どのような分野においても、営利活動をする場合、インチキをしないと利益が出ないということが多いからです。


霊的な世界でインチキが行なわれると、霊的世界があるかないかという最初の前提から全て否定されてしまうという悲しい現実があります。

ある宗教団体がテロを行なったことによって、今なお宗教イコールテロ、詐欺、犯罪というレッテルが貼られているのです。


霊的トレーニング を実践することによって、霊能力ではなく、霊的感性でそのような世界を実感している者としては、このようなブログでしかまだ霊的に目覚めておられない方々に自分が事実と信じていることや真実だと感じていることをお伝えする方法がないのが残念でたまりません。


ただ、このような駄文であるにもかかわらず、毎日このブログの更新を楽しみにして下さっておられる方もいらっしゃるようです。

そのような方が一人でもいらっしゃる以上、出来る限りずっと最後の悪あがきをし続けたいと思っています。

地上がこのような状況ですから、まだ目覚めておられない大変な大物もいらっしゃるかも知れません。

人という霊的生命体には自由意思が認められている以上、僕がやれることは限られています。

何とか一人でも多くの方が霊的に目覚めて下さればとそれだけを考えています。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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