人という霊的生命体の親と言うべき存在は、何なのか分かりません。
今、この地上で生きておられるあなたは再生を繰り返していらっしゃいますので、一つ前の本体、二つ前の本体と辿っていくと、必ず今もまだ幽質界でいながら、霊的カルマの壁に遮られてそれ以上進歩向上出来ずにいる最初に地上に降りた本体がおられます。
その最初の本体は、恐らくあなたの存在をご存じないでしょう。
再生のシステムは非常に複雑で、本体は自分の一部が地上に再生される際にそのことを知っているということはほとんどないからです。
後から一部が再生されたということを知るということもあるようですが、最初の本体が、今地上で生活しておられるあなたをご存じだということは稀なことかも知れません。
実は、僕もあなたも極めて複雑な存在なのです。
そして、あなたが不幸にもあの世で下に落ちてしまって、ずっとそこにいると今度は次の再生が出来なくなってしまって、最初の地上の人類である本体から延々と続いてきている本体の方々全員の霊的進歩向上が、そこで止まってしまいます。
地上の感覚では、この幽質界に何体も自分の本体が存在しているということが受け入れ難いのですが、霊魂学の立場で申し上げれ事実です。
そして、今、地上で生活している僕たち自身にも肉体、幽体、霊体、極めて例外的に神体にもそれぞれ個我があって、表面意識だけが自身の個我ではないのです。
もちろん、自分自身の正体とはそのような小さなものではなく、もっともっと大きな魂であるのです。
では、そのような存在である僕たちの本当の親とは何なのでしょうか。
最初の人類である本体がどこから生まれたかということになりますが、元々幽質界というものも、霊質界の後で作られた世界ですので、霊質界から幽質界に降りた霊魂がいるはずです。
そして、霊質界も神質界の後で作られた世界ですので、神質界から霊質界に降りた霊魂がいるはずです。
もうここまでくると訳が分かりません。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
、霊を知るために
、霊魂イエス
、ムーの大神人
、弁慶と弟子
などをご覧になって頂ければと存じます。
しかし、あなたが今地上におられる以上、必ず最初の人類である本体は幽質界におられますし、間違いなくその存在はあなたそのものでもあります。
だからこそ、最初に地上に降りたという罪は、あなた自身にあるのです。
ここが、一番納得して頂けないところですが、人類は、誰であろうが神霊の猛反対を押し切って、自らの意思で地上に降りたのであり、今、この地上での苦悩の全ては、他でもないあなた自身に全て責任があるのです。
地上に再生されるたびに、知らない、知らないと言い続け、最終的な霊的カルマの解消をしないでいるために、更に霊的カルマを背負って、場合によっては再生すら出来ないような地獄へ落ちていっているのです。
馬鹿馬鹿しいとは思いませんか。
もし、今回の地上での人生で、たった一つの事実を知り、それこそが真実だと信じさえすれば、そして求めさえすれば、最低でも上層幽界に入ることが出来、生まれ変わり（正確には再生ですが）の負の連鎖を完全に断ち切ることが出来るのです。
人類は地球のくしゃみ程度の変化に対しても、無力です。
神人であっても地上で永遠に生きることは出来ません。
地球の人類全ての平均寿命は、恐らく70歳かそこらでしょう。日本でも82,3歳です。
霊的生命体としての人生の長さに比べれば、比較しようがないほどの短さです。
その短い期間に、唯物論に心酔して、地上の価値感での幸せに憧れるあまりに、逆に日々の暮らしを暗く苦しいものにしてしまっているのです。
そして、たった一度の自然の猛威がその身を襲っても、全く無抵抗なのです。
これほど虚しい話がありますか。
求めよさらば与えられん。信じよさらば救われん。
誰もが何とか間に合って欲しい。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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