悪人正機 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

僕は親鸞師がとても好きです。

理由はよく分かりません。

先日、ある目的から、親鸞師を目指していると書きましたが、それは単に、民衆の中で、大勢の人と生きる苦しみを共に分かち合いながら宗教家としての一生を全うしたというイメージがあるので、勝手にそう言っているだけなのです。


何度も書かせて頂いているように、僕は母方の実家の影響もあって、小さい頃から神道に対する親しみを持っていました。

宗教は大嫌いと思いながら、そして小学校高学年の頃から天皇制に対する強い拒否反応がありながら、なぜか神道に対しては全く違和感を持ったことがありませんでした。

刷り込みとは恐ろしいものですが、それだけではなく、過去世の影響など何かがあったのでしょう。


ところで、あまり書きたくない僕の母親の話を少し書きます。

母はバリバリの神道の家に育ったにも関わらず、なぜかご利益宗教が大好きで、僕が小学校高学年の頃に、仏教天台宗系の新興宗教にはまってしまって、無理矢理僕をそのお寺に何回か連れて行ったために、非常に仏教が嫌いになってしましました。

宗教の中でも、特に仏教に対する拒否反応が強くなってしまったのです。

しかし、なぜか親鸞師に対しては、意味もなく親近感があり、ずっと憧れの存在なのです。

何の理由もなく月読命が大好きなのと同様、もしかしたら、本当は、過去世の影響なり、霊的な何かなりがあるのかも知れません。


宗教が大嫌いな僕は、宗教関係の本は、ほとんど読んだことがないのですが、歴史の勉強で、「悪人正機説」という言葉だけは知っています。

霊魂学においても、親鸞師や悪人正機は出てきますので、ウィキペディアで悪人正機を調べてみました。

以下は、ウィキペディアからの抜粋した引用です。


「悪人正機」の意味を知る上で、「善人」と「悪人」をどのように解釈するかが重要である。ここでいう善悪とは、法的な問題や道徳的な問題をさしているのではない。また一般的・常識的な善悪でもない。親鸞が説いたのは仏の視点による善悪である。

法律や倫理・道徳を基準にすれば、この世には善人と悪人がいるが、どんな小さな悪も見逃さない仏の眼から見れば、すべての人は悪人だと浄土真宗では教える。 

悪人
衆生は、末法に生きる凡夫であり、仏の視点によれば「善悪」の判断すらできない、根源的な「悪人」であると捉える。
阿弥陀仏の光明に照らされた時、すなわち真実に目覚させられた時に、自らがまことの善は一つも出来ない極悪人であると気付かされる。 その時に初めて気付かされる「悪人」である。
善人
親鸞はすべての人の本当の姿は悪人だと述べているから、「善人」は、真実の姿が分からず善行を完遂できない身である事に気付くことのできていない「悪人」であるとする。
また自分のやった善行によって往生しようとする行為(自力作善)は、「どんな極悪人でも救済する」とされる「阿弥陀仏の本願力」を疑う心であると捉える。

ウィキペディアを読んでみて、なるほどと思いました。

宗教に疎い僕は、初めて悪人正機の意味を知ったのでした。

そして、親鸞師が霊魂学に登場する理由も分かりました。

もうお分かりだと思いますが、霊魂学の主張と一致するところがあるのです。

親鸞師は見抜いておられたのですね。霊的真実の一端を。

今も親鸞師のことは全く分かりませんが、なぜか僕は霊的修行者として、親鸞師を目指したいと強く感じています。


さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学霊を知るために 霊魂イエス ムーの大神人 弁慶と弟子 などをご覧になって頂ければと存じます。


親鸞師が禊や鎮魂をやられていたかどうか分かりませんが、恐らく霊的感性によって何らかの技法はやられておられたのではないかと勝手に想像しています。

ただ、現代の地上に示された霊的トレーニング 、すなわち契山館で学ぶことが出来る神伝禊法や神伝鎮魂法は存在しなかったでしょう。禊はあったでしょうが、水とせいぜい火までだと想像しています。

イエス師ですら、風の禊はご存知だったにも関わらず、それを地上で示されることはなかったようですから。

ムーの時代のトオゥ・ライ・シェイもなかったでしょうね。


親鸞師がそれらを実践されておられたら、歴史が変わっていた気がしますが、その時代には降ろすことが出来なかったのでしょう。

神伝の法は、まさに神霊と直接交流が出来る神人、地上において神体を有するという方にしか世に出すことが出来なかったのですから。


僕は、まさに神霊が直接関われた神伝の法が地上に存在することを知っているので、この人類の宝の持ち腐れ状態をどうにかしたいと毎日思っているわけです。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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