霊魂学の立場で申し上げると、気というものが、世間ではきちんと把握されていないなあと感じてしまいます。
気には、間気、幽気、霊気、神気などがあります。その中で、霊気と神気は霊的修行者でなければ全く関係がないと言っても良いので、今回は説明を割愛させて頂きます。
気功法などで、何やら見えないものを何でも気と表現しているようですが、間気と幽気は全く異なるものです。
地上の人は、物質界で使う肉体とあの世で使う幽体というものを持っていて、それらは地上ではダブっています。
霊体と神体もありますが、ここでは説明しません。
実は、地上での意識とあの世での意識の連続性があるのは、幽体の脳が地上にいる時から肉体の脳とダブっているからなのです。
そして、肉体は物質で、幽体は幽質です。
全く違う世界のものがダブっていられるのには理由があります。
肉体と幽体を接着させるものがあるからです。
その接着剤のような、半物質、半幽質とも言うべきものが間気なのです。
霊魂学では、肉体と幽体が完全に離れてしまった状態を死と定義していますから、この間気が不足すると、肉体と幽体が接着しなくなり、霊的に悪いだけではなく、肉体にも非常に悪い影響を及ぼします。
この間気は、世間ではエクトプラズムと呼ばれていて、半物質の側面があるため、認識されることがあります。
未熟な霊魂や邪霊が人から漏れている間気が大好きなことはこれまでに何度も書いてきた通りです。
人から間気が漏れていると、所謂霊現象を起こせるので、かっこうのおもちゃにされたり、更に霊的な状態が悪くなるように利用されてしまうのです。
幽気とは、幽体を流れる気で、謂わば肉体における血液のようなものです。
この幽気が正常に流れていないと幽体からきちんとオーラが出なくなります。
あなたの守護霊や指導霊の方々は地上にいるあなたを認識する目安として幽体のオーラを見ますから、それが出ていないと担当の守護霊や指導霊はあなたがどこにいるかさえわからないのです。
これも何度も書いている通りです。
さて、本日のブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐに始められる霊的トレーニング
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幽気にしろ間気にしろ、世間ではこれらのことを正確に知らないのに、いじくりまわしてしまう技術が流行っているようで、大変危険なことが日常で行われています。
他人の幽気を勝手に抜いて、自分に取り入れているようなことも行われているようですが、他人の幽気が自分の幽気と合うかどうかなど普通の人では分かりません。
血液も血液型によって合う合わないがありますが、幽気も同じようなことが言えます。
適合しなければ、当然、幽体そのものにも非常に悪い影響が出ます。
当然、拒否反応も出ます。
まして、その幽気が霊的にとても低いものであれば、輸血の際に毒を混ぜるのと同じようなことになります。
毒入りの血液を輸血してしまったのと同様に、幽体はもう取り返しがつかないほどボロボロになってしまいますので、その幽体を持ってあの世に行けば、どのようなことになるかは改めて申し上げるまでもないでしょう。
輸血の際に血液に毒が混ざっていると知っていて、それを希望する人は普通はいらっしゃいませんが、幽気について全く無知であるがゆえに、平気で同様のことをやっておられる方が少なくないのです。
肉体はほんのわずかな地上での生活で使うだけですが、幽体はあの世で半永久的に使うのです。
肉体はほんのわずかな期間で、必ず朽ち果てますが、幽体は何千年もしかしたら何万年と使うのですから、これは、肉体に毒を輸血するよりも本当ははるかに恐ろしい話なのです。
無知は罪なり。
いつも申し上げている高貴な存在のお言葉です。
そんな恐ろしいことが平気で出来る度胸がおありであれば、騙されたと思って、水の禊の一つでもやってくれれば本当の意味で救われるのになあと思わず口にしてしまいますが、これは単なる独り言です。
どうか気にしないで下さい。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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