虫の知らせ | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

現在、過去、未来~♪

ちょっと、古すぎますね。

最近、過去から現在が、霊的な意味ですごくつながっているのを感じています。過去世も含めてです。

事実関係が変わるわけはないのですが、何かいろいろなことが感覚的違って見えてきたという感じです。

説明しにくいです。忘れていたことを思い出したわけでもないので。

事実を事実として、何日かに分けて、過去についてちょっと書かせて頂きたいと思います。


その頃、僕は最悪の気持ちでいました。

その後、そんなことはたいしたことがないと思えるほど、不幸が続くのも知らずに落ち込んで、やけくそになっていました。


高校を卒業して、僕は東京で浪人生活を送りました。

浪人は、地元でもできたのですが、どうしても東京で暮らしたいという思いが強かったからでしょう。

僕は一浪の末、某大学の法学部に合格しました。

第三希望だったので、ちょっと残念でしたが、現役の時に合格した大学とは違い、まあまあ好きな学校だったので、入学することにしました。

父親の母校であるということも何かの縁を感じていました。

入学金を払い、入学の手続きを済ませた、3月のある日、ふと嫌な予感がしました。

今は知りませんが、当時は、入学金と学費は別の日に支払うことになっていまいた。


僕の母親というのは、お金にとてもルーズで、実家が比較的裕福であったということもあり、若い頃から身分不相応な生活をしては、多額の借金をして、挙句の果てに実家筋からそれを返してもらうという人生を送っていました。

高校時代の学費の支払いもルーズで、なぜかその頃は生徒が事務局にお金を持っていく仕組みだったため、あまりにもいつも僕だけが支払いが遅れるので、僕が使い込みをしているのではないかと疑われたことがあるほどでした。

しかし、超がつくほどの教育ママだった母親が大学の学費の支払いを遅らすということはあり得ないと思っていました。

一応、母親に電話をしてみると、「期限までに支払えなかったので、今、地元の政治家を通して、大学と交渉している。」とあっさり言われてしまいました。


唖然。

言葉を失いました。

その後いろいろありましたが、結局、僕は一年間も必死に勉強した挙句、大学へ行くことが出来なくなりました。


あほらしくて涙も出ませんでした。

しかし、生きている以上、その後の進路を決めなければなりません。

周りには○○大学へ行くと言った以上、大学に通っているふりもしなければなりません。

そんな、馬鹿げた、最悪の状態で世の中が新学期を迎えた頃、自棄酒を飲んだのか、友達と朝まで遊んでいたのか、覚えていませんが、僕は○○大学のすぐそばに借りたワンルームマンションで昼近くまで寝ていました。


「○○○」

僕の名前を呼ぶ声が聞こえて、僕は目を覚ました。

デジタル時計は、午前11時29分と表示していました。


不思議なことがあるものだと思って、用事に出掛けた後、夕方部屋に戻ると電報があり、現金書留を受け取ることとなりました。

名古屋への新幹線の片道の交通費が入っていました。

家に電話をすると、近所の人が出て、電話では話せないから、すぐに家に戻ってくるようにと言われました。


悪い予感がしました。

実家の最寄の駅に着いた時、迎えに来てくれた人から告げられました。

父親が、今日のお昼頃に自宅で首吊り自殺をしたと。

家に着いて、死亡推定時刻を聞いて、愕然としました。

午前11時半位だっということでした。

ワンルームマンションへの引越しを手伝いに来てくれた後、帰り際、もう二度と父親に会えないのではと思ったあの感覚は間違っていませんでした。


さて、いつものようにこのブログを読まれて何かを感じられた方は、是非、今日からすぐ始められる霊的トレーニング を実践して頂き、わかりやすい霊魂学
龍の正義 霊魂イエス 契山館 が管理するサイトである霊を知るために などをご覧になって頂ければと存じます。

その声が何だったのか、今も僕には分かりません。

しかし、世間で言われている虫の知らせというのは、本当にあるのだと実感しました。

これも死後守護霊の方に聞いてみたいことの一つです。


ただ、以前書いた、中学の頃のあの無理心中事件以来、目に見えない世界、死後の世界は本当にあるのだと確信に近い気持ちを久しぶりに持ちました。


死後の世界は間違いなくある!


冷たくなった父親の遺体の横に寄り添うように寝ている当時中学生の妹の姿を見ながら僕はそんなことを考えていました。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。


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