過去世 その1 | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

前世ではなく「過去世 」です。

霊魂学 においてとても重要な単語の一つです。

今後も同じテーマを何回も扱うと思いますので、その1としておきます。


人は何度も生まれ変わっています。その仕組みはあまりにも複雑で、僕もわかったようなわからないような状況なのですが、それはともかくとして、必要があって生まれ変わるということを知っておいて下さい。

まさに、僕がこのブログのテーマにしている「人はなぜ生まれてくるのか」という本質にかかわる話です。

詳しいことはブログでは書き切れませんし、僕の表現が不正確で誤解を招くといけませんので、きちんと知りたい方は、わかりやすい霊魂学霊魂イエス を読んで頂ければと思います。

ここでは、正確な表現ではありませんが、人という霊魂が自身の犯した罪を清算するために生まれ変わるとだけ申し上げておきましょう。霊魂学 をほんの数行の文章で説明することは難しいのです。

だから、僕のブログはリンク先だらけになってしまっています。


さて、ある人が何度も生まれ変わっているとすると、それは1度や2度の人生では罪の清算が終わっていないことを意味します。

最初から、人類を云々という大きな目的のために生まれてきた人は、特殊な例外で普通の人は、過去の清算ができずにまた現世に生まれてきています。

したがって、普通の人にはいくつも過去の人生すなわち「過去世 」があるのです。

人は自分自身の「過去世 」を知ることにより、今回の人生の乗り越えるべきテーマが分かり、何をすべきかのヒントを得ることできる場合があります。

契山館 に申し込めば、どなたでも「過去世 」をみてもらうことはできますが、これはかなり難しい技術が必要とされるようです。

過去世 」はいくつもあるので、みてもらった時点で最も必要だと思われる「過去世 」を教えてもらうことになります。

僕は3回「過去世 」をみてもらいました。

実はもっと他の「過去世 」も知りたいのですが、他の「過去世 」を知ることよりも重要なことが全くできていないと思っているので、最近はみてもらっていません。

修行者としては、今更そんなことを言っているような段階にないからです。


しかし、この「過去世 」というものに興味を持たれる方は多いと思います。

そこで、僕が8年ほど前にみてもらった僕自身の「過去世 」を全て公開しようと思います。

「へぇー、こんなことが分かるんだ。」と参考にして頂ければと存じます。



「過去世は何回もある。今、一番、知った方がよいと思える過去を調査する。

前回の相談で少し触れた過去は、調査してみると、思った以上に複雑で強い

心理のようなので、今回調査する。」


-中国大陸の中央部で生まれたようであるが、まだ小さい時に移転し、当時の都市に移ったようである。時代は盛んに戦争をしていた頃のようで、人々の暮らしは悪く、戦いで死んだり、巻き添えになって死ぬ人が多かった時代のようである。

こうした頃に、移転したばかりで、その日暮らしだった両親は、子供達の食事

を得るために、寝る時間も惜しんで働いていたらしい。

ところが、そんな一家をよく思わない人が近所にいたようで、役人に告げ口されたのか、何かの嫌疑で父親が投獄されたそうである。

よそ者である上に、戦争の時代ということもあり、スパイとでも言われたのか

もしれない。


家族は無実なので必ず疑いが晴れると思っていたようだが、現実は甘くなく、

すぐに釈放されたが、実は常に見張りが付いていたようである。

そのために、職場には居られなくなり、次の職場にも役人が付いてくるため、

生活できなくなってしまった。とうとう家族は食べるに困り、再び転居したようである。

しかし、役人はどこへ行っても見張りをやめなかったようで、とうとうこの家族は、生きることが難しくなり、全員で大きな川に身を投げたようである。

やがて、月日が経った時には、もう役人は側に居なかったが、たった一人になっていたようである。


それからというもの、あちらこちらに移動しては各地の物を売るような商売を

始め、時々、政府の方針に逆らった商売もしていたようである。

そのうち、生活が裕福になると、妻子を持つようになり、しばらくは安定していた。ところが、何かの戦争に巻き込まれて、商品を全て失ってしまったようである。そのために、商売を続けて行くためには、商品を仕入れるお金を借りねばならず、借金をしてしまい、それからというもの、お金しか頭に無くなってしまったようである。

やがて、子供たちが一緒に働いてくれるようになると、「子供を労働力としか

見ていない」と、妻から言われるようになり、夫婦は争いが絶えなくなってし

まった。

それでも、戦争の時代である。いつ、何が起こって無一文になるかもしれず、

稼げる時に稼ぐしかない、そう考えて譲らず、気が付いた時には、妻子は出て行ってしまっていたらしい。

一人になってからは、誰のために働くのか、誰のためにお金が欲しいのか、

そう思うと商売をする気にもなれず、結局、宗教の世界に身を投じたようである。

宗教家の一人となってからは、武将たちの権力欲のために、民衆が不幸になっていくという現実を変えたいと考え、偉大な政治思想家が出現したら協力したいと、密かに武将たちの情報を集めたそうである。

しかし、歳を重ねるにつれて、結局、人は欲望の塊にすぎず、誰が天下を取ってもそれほどは変わらない、と考えるようになり、今度は人々の心を導く真の大宗教家の出現を求めて、情報を集めたそうである。

ところが、いつまでたっても、そうしたスケールの大きい宗教家には巡り合え

ず、このままでは自分の一生は無価値と考え、中国のどこかの山に籠って、「今度生まれる時は人類の歴史を変える宗教に巡り合って、民衆の不幸を救いたい。」と祈り、「そのために、自分を使ってください。」と、いうような趣旨の願を懸けたそうである。


しかし、残念なことに、しばらくして病気になってしまい、そのまま他界したそうである。-




「この過去世の心理には、両親の不幸と苦悩を知る心理、そして、自殺して自分だけが助かったという、幸運とも不幸とも分からない現実に対する苦しみ、そうしたたくさんの苦しみが詰まっている。

これらの苦しみの心理を、悪い霊魂が巧みに利用すると、どんどん悪い方向に引っ張って行かれる恐れがある。

よって、決して、未熟な霊魂に縁を付けないことが必要と思われる。」



いかがでしたでしょうか。

おかげさまで、僕は、現在まで未熟な霊魂に縁を付けることなく人生を歩んでこれましたが、この時はとても危なかったのでしょう。

塀の上を右に落ちるか、左に落ちるかという状況で歩いていたと自分でも思います。

あなたもご自身の「過去世 」を知りたいと思いませんか。

怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、自分は何のために生まれてきて、何のために生きているのかという人生最大のテーマの答えを本気で知りたいと言う方には、今知るべき「過去世 」を知ることをお薦めします。


そして、霊魂学 は一言では説明できませんので、霊的真実についてより深く知りたい方には、毎回同じことを書きますが、わかりやすい霊魂学霊魂イエス を読まれることをお薦めします。

特に、わかりやすい霊魂学 はインターネットで無料公開されていますので、是非にとお薦めします。入門書のような題名ですが、中身はものすごく濃いです。


そして、契山館霊魂学霊的トレーニング について更に詳しく知りたい方は、契山館が管理する以下のサイトをご覧頂ければと思います。


霊をさぐる

たましいの帰り道

霊的世界への探求

大霊力


大切なことは唯ひとつ・・・・・。



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