休日の朝のきょうも、いつも通り早起き。

もう目覚ましが鳴る前に自然と目が覚めるくらい、

すっかりこの生活リズムが身についてきました。

 

おかげで

だいぶ時間に余裕があったので、

本当に久しぶりにAmazon Primeで映画を一本観ました。

 

映画そのものも良かったのですが、

観ながらふと気づいたことがあります。

「あれ? 最近、吹き替えばっかり選んでるな…。」

 

昔は洋画といえば字幕で観るのが当たり前でした。

でも最近は、

気づけば吹き替えを選んでいます。

……いや、単にものぐさになっただけかもしれません(笑)。

じっくり字幕を追うには、

目もしんどいお年頃です💦

 

 

そんなことを考えているうちに、

ある思い出がよみがえってきました。

 

小学校高学年のころだったと思います。

父から、

「もうそろそろ字幕で映画観られるだろ?」

そう言われて、

二人で映画館へ行きました。

 

ぼくは妹がいる二人兄妹。

家族で出かけることはあっても、

父と二人きりで映画へ行ったのは、

後にも先にもその一度だけだったと思います。

 

観た映画は、

今でもはっきり覚えています。

『ネバーエンディング・ストーリー』

当時のぼくには、

本当に夢中になる映画でした。

 

でも、

映画の内容以上に心に残っていることがあります。

それは、

「父がぼくを少し大人扱いしてくれた。」

そんな気がしたことです。

 

「もう字幕でも大丈夫。」

その一言が、

子どもだったぼくには、

「もう少し大人になったな。」

そう認めてもらえたように感じられました。

 

もちろん、

その日を境に急に漢字が得意になったわけでもありません(笑)。

でも、

「認めてもらえた」という気持ちだけは、

何十年経った今でも鮮明に覚えています。

 

子どもって、

親から一人前扱いされたい生き物なんだと思います。

反抗期だって、

「もう子どもじゃない」という精いっぱいの自己主張なのかもしれません。

 

だからこそ、

大人から見れば何気ない一言でも、

子どもにとっては一生忘れられない出来事になることがあります。

 

父は、

あの日のことを覚えているでしょうか?

もしかしたら、

そんなことはすっかり忘れているかもしれません。

 

でも、

ぼくは今でも覚えています。

今日、

何気なく吹き替えの映画を観ていて、

そんな懐かしい思い出がふとよみがえりました。

 

……まあ、

今はもう字幕より吹き替えの方がラクなんですけどね(笑)。

 

 

 

かまたメガネ