群馬県甘楽郡南牧村の温泉「星尾温泉」を訪ねてきた。

標高800mから1400mの山々に囲まれた東西15km南北8km、人口は僅か1600人ほどの小さな山村である。びっくり

 

 

 

星尾川「蝉の渓谷」

 

両岸の岩山が急激に迫り、跨いで渡れると思えるほど川幅は狭い。岩肌に映える新緑が美しい景観を見せてくれる。口笛

 

 

温泉施設の建物

 

温泉施設は岩山の上に建ち、建物と川の間にド道路があります。

 

 

到着したようだが、どこにも日帰り温泉らしい建物は見当たらず、少し先に軽トラがあり男性がいたので尋ねてみた。するとその人は直ぐ前の高い方向を指さしたのだ。しかしその先には古民家が一軒あることはあるが、温泉らしきものは見当たらない。

 

 

あそこです・・・か?と訊くと、「ああ、そうだよ」と言って笑ったのだ。ニヤリ

 

  

 

 

玄関前には臼と炭俵があり、中に入ると教室にあるような机が1台あるだけで誰もいない。少し大きな声で「こんにちは」と言うと、すぐ隣の部屋の戸が開き40歳代と見られる髭面の男性が顔を出したのだ。

 

 

それにしても古い建物だが、いったいどんな温泉なのだろうか!?と思いながら男性に¥800を支払い、温泉があるという方向に向かったのだ。

 

館内は暗い

 

 

 

玄関で靴を脱いだが、次の間には食事が出来そうなテーブルが1台あるだけで、左手に囲炉裏の部屋があったが、もちろん火は点いていない。

 

 

建物の模型

 

 

温泉は別の方向にあるらしいので、少し先の戸を開けた。

 

  

 

右手の暖簾をかき分けて進むと、板張りの更衣室が目の前に現れた。そこには取っ手付きの入れ物があるので服を脱いで入れ、の先にあるらしい浴室のドアを開けたのだ。音譜

 

 

 

ヒノキ造りの浴槽は香りが充満していた音譜湯桶も椅子も真新しいが、オープンしてからさほど経っていないのかもしれない。

 

  

 

 

 

湯の色は写真では分からないが、伊香保温泉や有馬温泉のようの赤茶色をしている。もしかすると成分は含鉄泉なのかもしれない。汗

 

 

 

 

 

 

湯舟から撮影した風景。星尾川が流れ、丸い大きな岩(橋の左)の上に立つ石像が印象的だった。

 

 

  

 

星尾川は硬い岩盤で出来ているが、その岩盤の柔らかい部分を長い年月を掛けながら削り取り、奇妙な形をつくってきたのかも知れない。叫び

 

 

群馬県甘楽郡南牧村星尾1162

上信越高速道路「下仁田IC」から約30分

 

「星尾温泉 木の葉石の湯」は、西上州南牧村の最奥にある星尾集落にかつてあった共同浴場を復活させ、2018年9月に開業した源泉かけ流しの小さな日帰り温泉です。

 

 

 

約4~5年前の記事ですが、リクエストがあり再度投稿させていただきました。照れ

 

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