「杭州市」は上海の南に位置する浙江省内にある。 市区の面積は約3000㎢で、主な観光地は市の中心にある西湖のまわりに点在している。![]()

西湖の夕焼け
浙江省は中国の近代化を牽引してきた行政都市のひとつだ。その中でも杭州市は中国で5番目の人口を誇る発展都市で、交通網も整備されている。一方で杭州駅からほど近い場所に西湖をはじめとした壮大な景観や歴史ある名勝地が点在しており、観光地としてとても便利で魅力的な都市である。![]()

杭州の治安
杭州の中心地や観光地では凶悪犯罪が少ないため、比較的治安は安定している。ただし、人ごみや混雑した地下鉄、バスなどではスリや置き引きに合うこともあるので注意が必要だ。

杭州の魅力は西湖を代表とする壮大な景観にある。またその周辺には歴史あるお寺や塔、湿地公園や遺跡などがあり、自然の美しさと悠久の歴史を感じることができる。![]()
杭州市街地
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杭州市の位置
産業は電子情報、医薬科学工業、機会製造業。紡績服装、飲食業が五大柱産業であり、浙江省では中心的で代表する都市である。.
杭州市の観光
杭州の歴史は始皇帝の時代から始まる。五代の呉越時代(893〜978年)、南宋時代(1127〜1280年)には都が置かれ、現在も中国六大古都として名を馳せている。古くても1800年代という比較的歴史の浅い街並や建物。etc
西湖周辺
烏龍茶
六和塔
呉越王の銭俶が、北宋時代(970年前後)に建てた塔。杭州市の南に流れる川・銭塘江の北岸に位置する月輪山にあるため、塔の上からは銭塘江を望む絶景を楽しむことができる。
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以前の杭州市、仕事で出掛けたときの様子。
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繁華街から少し外れるとバラックの建物ばかりが目立つ。
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どこの観光地に行っても変な乗り物の姿が目に留まった ![]()
何と!
上記の乗り物は人力タクシーなのだが、タクシーとしてはCクラスで、乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。地元の住人が移動するときや国内外からの観光客が珍しいといと利用することが多い。どこの通りにもズラリと並び客待ちをしている光景があった。![]()
「人力タクシー」~乗り心地はお世辞にも良いとは言えず、しかも急いでいるときや雨でも降っていれば濡れてしまう。だが土産話にはなる。
乗っているのは私です。(左写真)![]()
「ミニバン風の
タクシー」~自転車がオートバイに代わっただけだが、雨は凌げる。![]()
人力タクシーよりも料金は少し高いが、乗り心地はまずまずで、目的地に着くのも早い。![]()
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当時の住人は殆どが工場で働いて生計を立てていたが、上海や北京と比べると月給もかなり低かったようだ。従って移動手段には路面バスや、上記のような格安の乗り物しか利用ができず、オンボロタクシーであっても需給のバランスはとれていたようである。![]()
もちろん一般的なタクシーもあるにはある・・・が、この人力タクシーは3キロほど乗っても日本円で約100円程度だから安いのだ!さらに、乗ってみると運転手が歌を唄ってくれたりして、実に楽しいのである。![]()
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写真はお借りしたものも含まれています。
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