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生死をさまよったAくんの続報です。
彼とは毎日のようにラインでやり取りしていまして、日に日に良くなる状態が
分かっていて嬉しくなりました。
野球チームの抽選会も今年はAくんが担当だったのですが、
例年通り僕が行き、抽選結果を皆に報告しました。
今年の僕らの開幕戦は3月16日(日)になり、この日にベンチ入りすることを
目指して、監督としてオーダーを考えてくれ、頑張れ!と。
お見舞いに行く前は本当に死にそうで、Aくんにもしものことがあったら、
あとの手配は僕に任せれば何とかしてくれると妹さんに話していたらしいのですが、
さすがに葬式の手配だけは勘弁してくれと話してたくらいで・・・。
Aくんには現代医学のデータが参考にならないようです。
むしろ彼が今後のデータになっていくのかと。
その辺りは、さちと一緒かも知れませんね。
Aくんはボシキンリンパ腫が寛解したけれども、死にそうな肺炎になりそこから生還。
さちは多発性硬化症から脳の悪性リンパ腫という超レアケースで寛解。
このふたりだけに限らず今までのデータを覆す回復力を見せるがん患者は
増えてくることかと思います。
勇気をもらえるし、励みにもなりますよね。
で、本日2月28日(金)、いよいよ退院しました。
以下、野球チームのグループラインに送った文面になります。
お疲れ様です。
とうとう明後日金曜日退院になります。ご心配おかけしました。
何とか生きて出られます。
今主治医に言われましたが、生きてるのみならず、
ここまで回復する人は本当に稀なのよって言われました。
取り敢えず酸素ボンベ生活で在宅リハビリなりますが
食べて体力付けば近々ボンベ外れるとも言われました。
その前には、冗談交じりで、
「俺、2回死にかけたけどなかなか死なないね。」
「だからさ、お前は生かされてるんだから長生きしないと。」
とやり取りしてたくらいです。
最初は死ぬことを想定、それからは意識不明になった場合の延命治療、
そして一生酸素ボンベでの生活、それから酸素ボンベを外せる、
そういうところまできました。
これはもう本人の生命力の強さ、諦めなかったことだと思います。
Aくんと僕はタイプ的には全然違うのですが、共通の趣味や感覚が同じで
いつしか仲良くなり、今日まで至ります。
うちの近くの観音様に毎日祈っていました。
観音様に祈りが通じたかな。