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「はじめに」

 

 

 

今日は多発性硬化症の定期診察とリハビリの日でした。

 

今回は妹さんが連れていってくれました。

さちと妹さんが会うのも久し振りだったかと思います。

 

リハビリは言語と多発性硬化症なのですが、

言語の方は、さちが自分でYouTubeを見て、手作りのカルタのようなもので

訓練していくものを今やっている話をしたそうです。

で、それはさちにとって割と簡単なもので、それを話したら先生は、

「それよりももうちょっと難易度が高いものをやった方がいい」

みたいなことになり、別の宿題を与えられたようです。

 

僕の仕事中にいろいろと勉強、というかリハビリをしているのですが、

きっとさちもいろいろと試しているのだと思います。

試行錯誤をしながら、少しずつ前に進んでいっているんじゃないでしょうか。

 

多発性硬化症の方は、腕や足の痺れや突っ張りがあるので、

その症状に合わせてほぐしてもらったそうです。

実際に手の動きは今も完全ではなく、書くことやお箸を使って食べることも

不自由を感じることはあるようです。

それは横で見ていても分からないくらいなのですが、本人の中では

違和感があるようです。

 

 

診察の方ですが、こちらは本格的な治療には入っていませんし、

そういう話にもなっていません。

しばらくは様子見かと思います。

 

やはり、悪性リンパ腫の抗がん剤治療が終わったばかりだし、

すぐに多発性硬化症の治療に入るということに関しては慎重になっています。

 

「難しい・・・」

ということでしょうね。

さちもこの日の夜はちょっと弱気になっているようでした。

まぁ、そういう日もあると思いますよね。

 

どうしても世界でも類を見ない、日本で初めてのケースだから先生たちも

慎重にならざるを得ないのだと思います。

 

ただね、弱気になって諦めたら終わりだし、諦めないで、強い生命力をもって

今日まで進んできたのがさちだから、そこは僕が寄り添ってあげたいと思います。

 

さちの強運と生命力があれば乗り越えられると思っていますよ。