沸騰都市TOKYOを見てて面白かったけど・・最近の格闘技界に意志が宿る事って無くなったね01

自然増殖する都市・・東京。まるで都市そのものが

意志を持つ生命体の如く・・細胞分裂を繰り返し

進化し続ける。

・・・確かにそうだ。

誰かの特定の意志が働いている訳ではないんだが

集団意志の集合体が東京という生命体を構成して

いるという内容だったね。

結局・・・時代の求心力って・・何なのか？って

言うと・・・その時の時代背景もあるかもしれないし

特定は出来ないんだけど、そういった様々な要因が

お互いがお互いに引き寄せられた結果として・・

一つの集団心理としての意志を形成するみたいな

物だと思うんだよ。

全盛期のPRIDEと今のDREAMを見た場合

選手の顔ぶれも試合内容も・・それほど引けは

取らないと思うんだけど・・やはり・・

何かが違うのだ。

この違いを称して・・（PRIDEの熱）と言って

いたけど・・問題なのは、これからのDREAMに

この（生命体としての集団意志）が宿るか？

どうかだと思う。

じゃあ・・・その自然増殖する集団意志って

いったい・・なんなんだ？って言うと・・

東京であると、一極集中という・・究極の

効率化を追及する都市のコンセプトであり・・

PRIDEであると・・このリングこそが

世界最高峰の舞台であるとの自負と誇りこそが、

まるで生命体のような集団意志を形成した

正体だと思う。

・・・若干、宗教がかった話になるけど・・・

この宗教的集団意志を形成した事例として最も

成功したのは・・格闘技界では極真空手と言える

んじゃないかな？

全盛期の極真空手の熱って・・PRIDE以上

だったとも言えるしね。

そして・・梶原一騎の筆力も手伝って

まるで東京のように自然増殖していった。

☆電脳格闘技界☆