ギリシャのシンフォニック・メタル・
プロジェクトの1stアルバム。
キーボーディスト、
タナシス・ライトブリッジを中心に、
ギター、ベース、ドラムと、
12人の男女混成合唱隊という
大所帯プロジェクトであります。
しかもドラムが
RHAPSODY OF FIREでも
叩いていたアレックス・ホルツヴァルトで、
これは大仰なシンフォニック・メタルを
否が応でも期待してしまいます。
美麗なジャケットと、
Star Talesというタイトルから、
スペーシーなシンフォニック・メタル
を期待したんですが、
やや期待から外れた方向性であります。
確かに疾走する展開と、
大仰なクワイアが支配する音像は、
シンフォニック・メタルそのもの
なんですが、
肝心のキーボードがピコピコと
耳障りな感じ…。
シンフォニック・メタルというよりも、
ダンス・ミュージックのような音であり、
しかもメイン・ヴォーカルが無いので
余計に延々とダンス・ミュージックを
聴かされている気分になります。
力強いメイン・ヴォーカルが入っていれば
だいぶ印象が違ったと思いますが、
それだとまたこのプロジェクトの狙いと
違ってしまうんでしょうね。
ハマる人にはハマるかもしれませんが、
う~ん、僕にとっては
2回ほど聴いただけで、
永遠にラックの肥やしです…。
☆「申し訳ないが、ほぼダンス・ミュージック」…☆星1つ!

