THIN LIZZY/Sydney Opera House 1978…1997年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

THIN LIZZYのライヴ盤。

1978年のシドニー公演のもので、

曲は当時のベストと呼べる選曲で、

演奏もアツいものがあります。

 

しかし何しろ音が悪い。

観客の声がダイレクトだったり、

ライヴの臨場感があるとも言えますが、

時代もあって録音状況が悪すぎます。

 

しかも僕が買ったのは

2020年リリースのリマスター盤ですが、

まあリマスターの意味はほとんど無いですね。

 

ただ過労のためほんの一時期

ブライアン・ダウニーが脱退していた時で、

代役のマーク・ナウシーフが叩いているところは

資料的な価値としては高いでしょう。

 

ギターはスコット・ゴーハム、

そしてゲイリー・ムーアで、これも良き時代であります。

 

何しろフィル・ライノットは

僕がバンドマンだったころのアイドルであります。

もちろんバンドやっていた時はとっくに

フィルは他界していた訳ですが、

ベース・ヴォーカルをやっていた僕としては

うってつけのお手本でした。

 

久々にTHIN LIZZYを聴きましたが

やはり良いですねぇ。

 

「Jailbreak」、「Bad Reputation」、

「Cowboy Song」、「The Boys Are Back In Town」、

「Waiting For An Alibi」、「Are You Ready」と

名曲が続いていく展開は素晴らしいです。

 

特に「Are You Ready」のライヴはカッコいいですね。

この曲の中間部でメンバー紹介するのが

お約束になっていますが、

これが最高にカッコいいメンバー紹介であります。

 

ただやはり音が悪すぎるので、

他のライヴ盤をおススメします。

リマスターという文句とジャケット違いに

騙されないように(笑)。

 

☆「資料的価値は高いが、音が…」…☆☆☆☆☆星5つ!