PROCOL HARUM/Shine on Brightly…1968年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

PROCOL HARUMの2ndアルバム。

 

PROCOL HARUMと言えば

「A Whiter Shade of Pale」。

邦題「青い影」と言うとピンとくる人もいるかと思います。

 

かく言う僕も「青い影」しか知らないし、

原曲よりもRIOTの「Nightbreaker」に収録されていた

カヴァーの方が聴きなじみがあるぐらいで…(汗)。

 

で、その「青い影」収録のデビュー作ではなく、

今回は2ndアルバムであります。

 

何故かと言うと、

先日TRANSATLANTICのアルバムを聴き、

このPROCOL HARUMの2ndの曲の

カヴァーが入っていたんですね。

 

最初聴いた時はカヴァーとは知らず、

普通にプログレ曲として聴いていたんですが、

PROCOL HARUMの曲と知り、

ビックリしたんですよ。

 

だって、「青い影」しか知らなかった訳で、

渋い昔のロック・バンドという認識しか無く、

カヴァーされた「In Held Twas in I」は

どう聴いてもバリバリのプログレ曲だよなぁと…。

 

もしかしたらTRANSATLANTICが

プログレっぽくアレンジしてるのかなと

半信半疑で聴いてみましたが、

なるほど「In Held Twas in I」は

5曲からなる組曲形式で、

プログレッシヴなナンバーであります。

 

まあ他の曲は

「青い影」の延長線上にある、

この60年代という時代を感じさせる

渋めのロック曲が多いですかね。

オルガンの音色や使い方は

独特のものを感じますが。

 

しかし、この「In Held Twas in I」だけは

かなり異質なものを感じます。

 

時代を考えると、

非常に前衛的というか、

衝撃的な曲だったと思います。

 

僕の中のこのバンドのイメージがすっかり変わりましたね。

実にブッ飛んだことをやっています。

「In Held Twas in I」は元祖プログレの名曲と言えます。

 

まさか「青い影」のバンドで

こんなに衝撃を受けるとは思わなかったですね。

さすがに60年代の音楽はあまり聴かないですが、

こういう意外な発見があって面白いものです。

 

☆「まさかこんなに衝撃的な音楽をやるバンドだったとは」…☆☆☆☆☆☆☆☆星8つ!