スウェーデンのネオ・クラ・ギタリスト、
ステファン・ベリ率いるバンドの1stです。
これはハッキリ言って
ネオ・クラ好きなら押さえておくべき1枚です。
と言いつつ、
僕は長い間押さえておかなかった訳ですが(笑)、
これだけ純粋で実直なネオ・クラHMを聴いたのは
久々かもしれませんねぇ。
疾走ナンバーはもちろん、
バラード、ミドルテンポ、スローテンポの曲、
全てが予定通り、何の意外性も無く進んでいきます。
これぞ典型的なネオ・クラHMであります。
ギター・ネオ・クラ・インスト曲が無いのが意外ですが、
まあソロで弾きまくっているんで、物足りなさは無いです。
ヴォーカルがアポロ・パパサナシオという所も
いかにもで、何の違和感もありません。
僕のようなネオ・クラ信者であれば
安心して聴けます。絵に描いたようなネオ・クラ・メタル。
まあ、イングヴェイそのまんまというフレーズも
散りばめられていますが、
それも笑って済ませられる範囲であります。
意外性が無いゆえに
分かりやす過ぎて、
熱心なネオ・クラ・ファン以外の人には
呆れられてしまうでしょうね(笑)。
とても良い出来なんですが、
この後2004年に2ndアルバムを出した後は
音沙汰なし…。どうしたんでしょうかね?
後は唯一違和感があるのが国内盤の邦題…。
「永遠~それは戦慄の調」って、意味不明…(笑)。
原題が「Now And Forever」。
原題の方がよっぽど分かりやすいという
画期的な邦題であります(笑)。
☆「正統派ネオ・クラHMど真ん中」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点!
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