マーティのソロ第2弾。
当時はとにかく問題作と言うか、
どう評価してよいのやら、
困惑の声が多かったと記憶してます。
今聴いても、
確かにこれはリアクションに困る
作風ではありますね…。
何しろこのアルバムがリリースされた時は
MEGADETH在籍中であり、
あの「Countdown to Extinction」が出てから
数ヵ月後に出されたんですから、
バリバリのテクニカル・メタル路線を
期待しない訳が無い。
で、まさかの真逆の方向性で、
僕の周りでも
結構話題になりましたね。
もちろん悪い意味で(苦笑)。
そんな感じだったので
当時は購入には至らず、
閉店セールで激安中古盤を
今回ゲットしました。
うん、やはり眠くなる(笑)。
日本盤のライナー・ノーツにも
「車を運転している時には聴かないほうがいいよ、事故るかもしれない(笑)」
という本人談も…(汗)。
全8曲中4曲が
あの喜多郎プロデュースというのも
聴けば納得。
「どんなアルバム?」
と聞かれたら、
「喜多郎みたいな音楽だよ」
と答えるのが一番わかりやすいかも…。
あとは演歌調の曲が入ってたり、
とにかくMEGADETH要素はゼロ!
あ、でもドラム叩いてるのは
ニック・メンツァです。
2年ほど前に亡くなってしまいましたが…。
まあ色々な意味で不思議な1枚であります。
ただ了見が狭い僕は
1回聴けば良いかな、と思ってしまいましたね…。
細かいギターのタッチやビブラート、タメなど
非常に丁寧に演奏されている点や
表現力の凄さ等は素晴らしいの一言ですが、
音楽としてはやはり「???」ですね。
☆「マーティらしいと言えばらしいんだろうけど…」…☆☆☆☆☆星5つ!
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