EDGE OF SANITY/Infernal…1997年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

スウェーデン出身のメロ・デス界の重鎮の6thアルバム。

 

90年代半ば、メロ・デスが流行りだした頃、

このバンドもチェックしておかないと…、

なんて思ってたら、今まで放置状態(汗)。

 

ちょうどその頃のこのバンドの最新作が、

衝撃の問題作と言われている5thアルバム「Crimson」だったので、

買うタイミングを逸してしまったという…(苦笑)。

 

「Crimson」は収録曲が1曲(約40分)という、

まあこのアルバムから手を出す訳にはいかないな、という作品。

その「Crimson」の次に出たのが、この「Inrernal」でございます。

 

全盛期の作品は知らないので、何とも言えませんが、

このアルバムを聴く限りはバリバリのメロ・デスといった感じは無く、

正統派メタルの雰囲気も感じます。

 

ヴォーカルもデス一辺倒ではなく、

クリーン・ヴォイスのみの曲もあり、

良いアクセントになっています。

まああまり上手くはないですが(笑)。

 

このアルバムを最後に、

中心人物のダン・スワノが脱退してしまうということで、

そこもある意味落ち着いた作風の要因かもしれませんね。

 

ダンは脱退後にNIGHTINGALEというプロジェクトを立ち上げていますが、

これが、EDGE OF SANITYで使えなかった曲を世に出そうという企画。

このプロジェクトの作品、「Invisible」は聴きましたが、

デス色皆無のメロディアスな正統派メタルでしたね。

 

デスの枠に収まり切れなかった

ダンの才能がEDGE OF SANITYからの脱退に至ったんでしょう。

 

そう考えると、バンド単位で進化、変貌していったOPETH、

一方ARCH ENEMYとSPIRITUAL BEGGARSの両立をしている

マイケル・アモットは偉大だな~、と改めて思います。

 

…あ、このアルバムのレビューじゃ無くなってきましたね(笑)。

まあそれくらいちょっと地味な作品ですかね。

悪くないけど、重鎮の作品としては普通過ぎるというか、

物足りなさはあります。

 

☆「普通過ぎて物足りない作品」…☆☆☆☆☆☆星6つ!

 

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