DOUBLE DEALER/Deride On The Top…2001年 | 車通勤メタル!

車通勤メタル!

児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

CONCERTO MOONの島 紀史と

SABER TIGERの下山武徳による

2枚看板バンドの2ndアルバムです。


CONCERTO MOONは結構好きで、

一時期ハマりましたね。


SABER TIGERは

「あのX JAPANのHIDEがいたバンド?」

と思ったんですが、同名異バンドでした(汗)。

こっちはよく知りません。


良くも悪くも

典型的な「様式美ジャパメタ」ですね。

CONCERTO MOONと比べると

ネオ・クラ度は若干抑え目で、

パワフルで骨太な印象。


1曲目「Sowl Squeezed My Straight Shout」は

良い緊張感が楽しめ、なかなか良いオープニング。

ただ曲が進むにつれ、

ヴォーカルの一辺倒さが目立ってしまい

最後まで聴くと疲れてしまいますね。


パワフルだし、それなりに上手いんだけど、

がなっているだけで、歌メロが耳に残らない感じ。

ギターは結構印象的なフレーズがあるのに、

「サビはどんなんだっけ?」みたいな…。


結局印象に残ったのは1曲目と、

典型的な様式美ナンバーの

7曲目「Love Is Not An Indulgence」、

あとはCONCERTO MOONのリメイク曲

「Time To Die」くらいですかね。


素晴らしい才能を持った2人ですが、

島はやはりネオ・クラ、様式美路線を突っ走って欲しいし、

下山はもっと正統派パワー・メタルなんかをやった方が

いいんじゃないかと、

まあ何ともかみ合わないもどかしさが残りますね。


結局2007年に解散してしまいましたが、

2015年にちょい復活があったみたいですね。


やっぱ日本のメタルと言えば

Kelly師匠かCONCERTO MOONですねぇ。


☆「才能がかみ合わない、消化不良のような惜しい作品」…☆☆☆☆☆☆星6つ!


DERIDE ON THE TOP/DOUBLE-DEALER
¥3,146
Amazon.co.jp