- 自分の中でドゥーム・メタルと言えば、
- CANDLEMASSと、このCATHEDRALですね。
CATHEDRALが登場した頃のインパクトは
なかなか凄かったです。
2ndアルバム「The Ethereal Mirror」は衝撃だったなぁ。
で、この4thアルバムなんですが、
コテコテのドゥーム・メタルを期待すると
肩すかしを食います。
サバスからの影響を強く感じさせる、
正統派メタルをやっております。
まあ元々サバスからの影響は強いんですが、
もっとストレートに表現した感じですね。
リー・ドリアンはオジーへの、
ギャリー・ジェニングスはトニー・アイオミへの
強い憧れ、尊敬、愛情、
そういったものを素直に表現した作品と
言えるんじゃないでしょうか。
ファンからの評判はあまり良くないようですが、
単にメタル作品として聴くなら
なかなかキャッチーだし面白い１枚だと思います。
古き良き時代の再現という意味で言えば、
SPIRITUAL BEGGARSなんかに
近い雰囲気がありますね。
あちらもデス畑のマイケル・アモットが中心の
バンドですしね。
CATHEDRAL、
久しく聴いてないなぁ、と思いつつ
調べてみたら何と、
2013年で解散していたとのこと！
う～ん、残念。
しかも解散理由はメンバー間の不和等ではなくて、
「CATHEDRALには明確な音楽的ビジョンがあって、
これ以上続けても新しいものを生み出せない」
というのが理由らしい…。
いや～、
新しいものを生み出せなくても
続けているバンドはいくらでもありますが（笑）、
これが真のアーティストの考えじゃないですかね。
やはり凄いバンドだったんだなぁ。
最近の作品もチェックしてみますか。
この4thはドゥームが苦手という人にも
おススメできる１枚ですよ。
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