- カール・アルバート亡き後、
- 迷走を続けいていたVICIOUS RUMORSの
- 起死回生の一撃、9thアルバムです。
その迷走期は
僕自身も全くこのバンドへの興味は失っていましたが、
いやぁ、こんな素晴らしい作品を出していたとは
全く知らず、失礼しました。
ラリー・ハウ、デイヴ・スターという
全盛期のリズム隊が復帰、
更にブラッド・ギルスがゲスト参加と
話題性にも事欠かない作品ですが、
一番の注目は新ヴォーカリスト、
ジェイムス・リヴェラの歌唱ですね。
ロブ・ハルフォード直系の
金切り声とシャウト。
う～ん、どこかで聴いた声と名前…。
と思っていたら、
何と元HELSTARという、
マニア心くすぐりまくりの
経歴の持ち主。
笑っちゃうくらい
マニア好みのバンドでしたが、
なるほど、面白い組み合わせですね。
で、肝心の曲は
全盛期を思わせる方向性、完成度で、
これぞ王道メタルという内容。
疾走ナンバーがカッコいいのは当たり前として、
ミドル・テンポの曲もメロディアスでフックがあり、
捨て曲ナシの素晴らしいアルバムです。
全10曲、40分台というのも
丁度良いボリューム。
このアルバムの後も
順調に活動しているようで、
2011年、2013年とアルバムをリリースしております。
しかしヴォーカルのジェイムス・リヴェラは
何とこの１枚で脱退。
でも後任のヴォーカルも凄い歌唱力らしいので、
これも聴いてみたいですね。
で、ジェイムスは脱退した後どうしてんのかなと
調べてみたら何とHELSTARを再開（笑）。
２枚アルバムを出しています。
更に調べるとかつて在籍していた
SEVEN WITCHESに復帰…。
よく分からない人だなぁ（苦笑）。
ああっ、久々にVICIOUS RUMORSを掘り返したから
このバンドの最近のアルバムも気になるし、
それ以上にHELSTARも気になってきたし、
SEVEN WITCHESも買わなきゃいけないのか？
…と、嬉しい悲鳴（笑）。
それだけ
このアルバムは
色々な興味もそそる素晴らしい１枚であります！
☆「これぞ王道メタル！マニアックな興味もそそる１枚」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点！
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