MR.BIGの7作目のアルバム。
オリジナル・メンバーとしては
1996年リリースの「Hey Men」以来なので
約15年ぶりになるんですね。
MR.BIGは当時はそんなに好きではなかったのですが、
何故か最近妙に聴きたくなり、
この再結成アルバムも買ってみました。
僕はリッチー・コッツェン在籍時のアルバムも知らないし、
再結成されていたのもつい最近知ったくらいなので、
そんなに熱心にチェックしていた訳ではありません。
でも一応全盛期をリアル・タイムで知っていた訳で、
なかなか感慨深いものはありますね。
熱心なファンの方からすれば、
もうこれは大事件でしょう。
再結成アルバムがリリースされたというだけで
狂喜乱舞した人もいるでしょうけど、
僕はあくまで冷静に聴いてみました。
単純にアルバムの出来で言えば
平均的というか、可も無く不可も無くといった所ですかね。
むしろこのバンドの作品としては
地味な部類に入るかもしれません。
過去の焼き直しが良いとは言いませんが、
メンバーがそれぞれ成熟して造り込んだ分、
ポップさや勢いが減り、
全体的にダークさが強調されている気がします。
でも相変わらず曲はイイですね。
僕は7曲目の「As Far As I Can See」がお気に入り。
あとポールとビリーのスリリングなプレイが
随所に聴けるのも嬉しい所ですね。
まあ再結成第一弾アルバムとしては
まずまずの出来と言えるんじゃないでしょうか。
今後の活躍を期待しています。
☆「再結成第二弾、第三弾はあるのか?」…☆☆☆☆☆☆☆☆星8つ!
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