ROYAL HUNT/COLLISION COURSE~PARADOXⅡ…2008年 | 車通勤メタル!

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児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

ROYAL HUNTにマーク・ボールズが参加していたのは
知っていたんですが、「まあその内聴いてみるか」などと
思っている内にD.C.がめでたいことに復帰!
マークのことなんかは吹っ飛んでしまいましたね…。

やはりこのバンドのヴォーカルはD.C.に限る!

と思いつつも、マークも大好きなヴォーカリストには

変わりない訳で、今更ながらコレを買ってみました。


マークの素晴らしい歌唱、

しかもあの「PARADOX」の続編ということで、

期待しながら聴きました。


「PARADOX」の続編というよりも、

「PARADOX」のフレーズ、要素を散りばめた、

「違うメンバーでもう1回PARADOXを作ってみました」

的な作品。


「PARADOX」だけでなく、

例えば「WASTED TIME」そのまんまのフレーズが出てきたり、

思わずニンマリしてしまう場面もあったりします(笑)。


悪く言えば「マンネリ」なんでしょうけど、

僕みたいなファンからすれば、

「やっぱいいよね」と思える内容です。


イントロの後に続く2曲目「The First Rock」や、

8曲目の「Tears of the Sun」なんかは、

コテコテのROYAL HUNT節炸裂だし、

マークヴォーカルも完璧です。


しかし、

ジョン・ウェストの時と同様、

「すっごくうまいけど、物足りない」

と思ってしまいます。


完成度から言えば、

D.C.の復活作「SHOW ME HOW TO LIVE」よりも、

上だと思います。

しかし物足りない…。


ライヴで「生D.C.」を体験しているから、

余計「ROYAL HUNTはD.C.じゃないと」という

こだわりが強いのもありますが、

D.C.とアンドレの強力なケミストリーというのは

あると思いますね。


それでも他のバンドを寄せ付けない

「格の違い」はこの作品でも感じられます。


さて、音楽そのものよりも気になってしまったのが、

マークの風貌です。

ミュージシャンの見た目はそんなに気にしない僕ですが、

これはあんまりですね…。


ヅラからバンダナ巻きに変え、

体型はずんぐりに…。

更にサングラスにヒゲ面と、

全く歌唱と音楽性に合っていません。


イングヴェイは当時から「髪の毛の問題があった」と公言してましたが(笑)、

バンダナ巻きも問題ですね(笑)。

変な話ですが、ヅラと分かっていても、

ヅラを被ったマークの方がカッコいいです(笑)。


☆「完成度が高く、ソツの無い作品。でもD.C.でないと…」…☆☆☆☆☆☆☆☆星8つ!

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