④からの続きです。

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翌朝
目が覚めると明るくなっていました

だいたい
午前中の10時くらいでしょうか

電気が点き


ほっとしましたが

テレビを点けると
津波の映像が目に飛び込んできました…


初めに見たのが
釜石の町に押し寄せる津波

すごい海水量と建物が壊れる音
撮影者とその周りの人々の悲鳴


毎日のように同級生と行った
カラオケのあった所
父が以前働いていた所
お世話になった親戚の家

すべて
大量の海水で飲み込まれていました

これが大津波か…


恐ろしい…


兄は釜石で働いているので
とても心配になりましたが
口には出しませんでした。

妻も敢えて
何も言ってこなかったと記憶しています



次に画面が切り替わり

山田町の映像が映りました


黒い海水が
防潮堤を乗り越え
車を流していました


その後も
破損した家々の中や周りで
救助を求める方々の映像

夜間の火事の様子など

一夜明け
被害の大きさが
目に見えて
まさに目に見えてわかるようになっていました

テレビは他にも
あちらこちらの映像を映していたのですが

あれ?

釜石と山田が出ているのに
大槌が映らない…

その日は
夜勤の仕事でしたので
あまりテレビを見ていられませんでしたが

今思えば
被害が大きく
上空ヘリからの映像以外は届くすべが無かったのだろう
と思います


その後
昼食を摂りましたが

お味噌汁が温かく

心が落ち着いた感じがしました。

「非常時には、可能な場合
お味噌汁があるといいなと思いました。
けっこう保存出来そうですし」


いろいろ
心配な事もありましたが

午後3時過ぎに家を出て
仕事に向かいました

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次回に続きます