父が亡くなった次の日に、納棺の儀を執り行いました。
まるで、眠っているだけのような顔…
生前、こたつでうたた寝していた父。
若い頃は、少し小太りでお酒もかなり飲んでいて、眠っている時は地鳴りがするようなほどの大きいイビキをかいていましたが、病気をして、痩せてお酒もやめたら、イビキをかかなくなりました。
なので、うたた寝も静かで、大丈夫?息してる?って、なんとなく心配で幾度となく呼吸の確認をしていました。
その時の表情のまま…
ムクッて、そのまま起き上がってきそうな…
でも、身体を拭いたときに肌に触れると…
あり得ないほどの冷たさ…
温めてあげて、温まったら目覚めるんじゃない?
そんな風に思ってしまい、涙が溢れてきました…
魂が抜けた抜け殻…
こんな風になってしまうんだ…
実家に帰り、祭壇を飾る場所を空けるため、本棚を動かさなければならず…
父の沢山の本…
ボロボロになっているものもあり、これ、いるの?取っておいた方がいいの?もういらない?
一つ一つ、父に確認したいのに、聞くこともできない…
そう思うたびに、寂しくなって涙を流しながら片付けました…
まだ、病院にいるようで…
そのうち良くなって帰ってくるようで…
そしたら、あのことも、このことも聞きたい…
たくさんたくさん話したい…
そう思うのに、もう、叶わない…
魂が抜けて、しばらくは近くにいるって話も聞くけど…
ほんとにいるなら、壁叩いて音鳴らしてよ、カーテン揺らすのでもいいよ。
そんなこと、母と話してた…
父は、ほんとに母のことが大好きだったと思う。
だって、ずっと、母のことは、名前で呼んでいた。
姿がちょっと見えないと、どこ行った?って、私がいる時もいつも確認してたし…
母に、お父さん、病気してからは、大好きなお母さんとず〜っと24時間一緒にいられて、お母さんは大変だったと思うけど、お父さんは幸せだったと思うよ、
って伝えました。
母と2人で話してると、思い出話が尽きない…
あんなこともあったね。こんなこともあったね。
笑って話せる懐かしいエピソードもたくさん出てきて…
どんどん、どんどん、思い出が溢れ出す…
ずっと忘れない。
お父さんの娘に生まれてこれて良かったよ。
ほんとに心からそう思いました…
これからお通夜、告別式…
頑張って母を支えたいと思います…