今日の絵本も
コリントン作の、
ずっと消えないでいてほしいクリスマス絵本。
もう、表紙から
空を飛んでいるみたいでしょ。
昨日の絵本を読み返して
ふと思ったことは
雪原が青いなぁ
マリア様のブルーを意味しているのかなぁ と。
今日の絵本を読み返していたら
この絵本の雪、吹雪はグレーベージュが
ベース。
思いやり深い所作が美しいでしょ。
きっと
マリア様のオーラをまとった雪の色なんだ
と私は思っています。
マリア様の大きな愛の色。
これも絵本の楽しみです。
さて
今日の絵本の吹雪の中に行きましょう。
金色の灯りを目印に
サンタのソリで降りていきましょう。
あらすじとエピソード
何回読み返しても
なんて美しいんだろうって
息が深くなります。
子ども達は
サンタさんがくるのをどれほど
心躍らせるだろう
そんな姿を見るのはとてもしあわせ。
子どもだけでなく
大人も日々の願いを紙に書いたなら
こんなふうにして
願いを届けられるんだ‥と
やっぱり
祈り
夢
希望は持っていて、言葉にしないと
書きとめないと 叶わないって思います。
見えない力の存在を想ってしまいます。
その見えない力の象徴である妖精は
なかなかの人数で
すぐそばに住んでいることに
ちょっとびっくりで
心浮き立ちますよ。
この妖精
この方と同じ方？
と、また楽しくなるんです。
コリントンの描くファンタジーは極上で
コリントン自身が
見えない力
を信じ
感じながら生きておられるのだと
3冊を読み返し感じています。
江國香織さんの書かれている
あとがきにも
そんな想いが綴られているのが嬉しいです。
美しいだけでなく
スリルもあるんです。
サンタさんが
プレゼントを床に落とした音で
子どもが起きてしまって
サンタさんは
必死で体を丸めて隠れます
さぁ
このピンチをどう乗り越えるのか…。
どうやって
煙突のない
しっかり戸締りをした家に
入ってこれるのか‥。
物語の中で
一緒に魔法にかかりましょう。
妖精のリボンの所に
小さく畳んで
しっかり抱いているのが
サンタさんへの手紙。
きっと
こんな見えない力が
大いなるものに耳うちしてくれるんだ
時には
誰かに
何かに身を変えて
私達に道を照らしてくれるんだ……。
長く生きたから
おもうことです。
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