東京での急なお知らせにもかかわらず
ご予約を沢山いただき嬉しく思っています。
今回、お会いできなかった方とも
読みあえること、
お気持ちを聴かせていただけることを
楽しみにしています。

アクシデントで来れなかった悔しさまでも
書いてくださったリリーさん
ホント私達 辛いお年頃ですね。


一対一 での読みあい講座で
ご予約いただいた時間は、その方だけの時間。

テーマを伺って何冊かの絵本を
選ばせていただくこともあれば
任せてくださることも。

この日はお任せいただきましたが
メインの絵本はもうこの絵本しかありません。
リリーさんが持参しようとまで
思ってくださった
ねずみ女房。

限られた 挿絵 の 決して華やかではない
この絵本に心惹かれたのは
私だけではないことを
コメントをくださった方にも
教えていただけました。

読みあいました。
     読みあい講座が終わってから乾杯です

カウンターの席が
まわりの人を気にせず
大人が絵本を手にとっていても
涙しても大丈夫なのです。

絵本の前半は、さらりと読めますが
鳩とめすねずみの気持ちの行き交う後半は
月子さんの気持ちに合わせて
立ち止まらずにはいられない場面が
いくつかありました。

物語が展開する毎に
めすねずみの言葉に、涙されたり
深く深く頷かれる月子さんと
気持ちを合わせて読み進め
物語を胸いっぱいで読み終えました。

その繊細な挿絵に
月子さんが思わず手を伸ばして
ふんわり触れられる仕草に
月子さんの今迄を感じました。

私の敬愛する読みあいの先生、
村中李衣さんの言葉を借りると
絵本を読みあうということは
二人で手に手をとって
洞窟の中にドキドキしながら探検に行く感じ
と。

絵本の中の台詞であったり
挿絵であったり
心に残った場面など
皆さん思わず想いを語られます。

話されていく中で
必ず 何処かに辿り着くのです。

その日、どこにたどり着くかは
私もわかりませんが
その時間にご一緒させていただきます。



東京に来る前に読んでいた本があります。

で教えてくださった本です。

クレヨンハウス大阪で大好きな
店長山本さんと
ねずみ女房の話をしました。


コメント欄で沢山の想いを
聴かせていただいたことも話していると突然、
足早にこの本を。
        こんな時の山本さんは
        いつも小走りなんです。
        そんなところもすきなんです。





ひなぎくさんが教えてくれた本は
この本なのね
と抱きしめたくなります。


本の大きな帯の言葉も響きます。

もう一度目を通したくて
ぱらり と前書きを。

そこには著者の清水真砂子さんと
大学生とのエピソードが。

(実は違う絵本を用意していましたが
急遽この本に変更です。)
     
      どうせ俺なんか。
      俺なんか生きていても仕方がない

と言うボーイフレンドに
授業で紹介された子どものための本を
学生さんがプレゼントしたところ

       俺 やっぱり生きなきゃな って思った。
       先生にお礼を言って
と。

清水真砂子さんは

     どうせ俺なんか は
     何十万、何百万の人々のつぶやきでしょう

と。

清水真砂子さん自身も 
     心が萎え 何もかも
     投げ出しそうになった時が幾度もあった
と。
そんな中で
子ども時代から読みふけった物語から
学んだことは 時間も空間も

     今 ここ 

     今 ここにいる人 だけではないこと


      人生は生きるに値する

ということ。

子どもの言葉で言うと

          大きくなるって素敵なこと


正直、この言葉に、すっきり,きらきらと
気持ちを乗せきれない 私 が います。

こんなふうに言い切れたら
どんなにいいだろう
って。

私には眩しすぎる言葉です。

だけど どうにか生きてきて
心優しい方の存在はそれはそれは心強くて。
力を振り絞れるのです。

幼い頃に読んだ物語を
何故こんなにもう一度読みたいのか、
その意味がわかった気がしました。


生きていけるのだろうか と
ゆらぐ気持ちを
ゆりもどす 力が物語にあるからです。


清水真砂子さんの語る
ねずみ女房は



     めすねずみは日常をひきうけ
     日常を丁寧に生きる一方で

      その目は遠くを見ていました。

      遥かなものへの憧れを途中で手放す
      ことはありませんでした。

私を含め沢山の方が
ねずみ女房に心惹かれた理由ではないかと。





今日、私が講師をしていた
ベビー講座を受講された後も
ずっと繋がっていてくれる
素敵な大学生と映画に行く約束をしていました。

元気な、よだれがたっぷり出る
賢い赤ちゃんでした。

出会った年の大晦日
スーパーでお父さんに抱かれ
お母さんと三人でのお買い物中に
お会いした時の場面が忘れられません。

ご挨拶をしてお別れしても
抱っこされている彼は後ろ向きなので
ずっと私にバイバイをしてくれるのです。
若いご夫婦と赤ちゃんの初めての年の瀬。

素直でおおらかなお母さんは
丁度いい感じの子育てをされてきました。

感受性のとても強い賢い彼は
その賢さと感受性ゆえに
思春期の節目を
ひとつひとつ懸命に越えてきました。

親元を巣立つ前に
また一つ越えていくために懸命に生きています。

誠実で優しいお父さんお母さんは
見守る という 一番難しい子育ての仕上げの時。
私自身も今、その時 です。

感受性の強い敏感な子が
HSP という特性として理解される時期が
ようやくきました。

このお父さんお母さんの元に生まれなかったら
彼はもっと苦しんだでしょう。

彼はどんなに人の痛みを
自分の事のように受けて飲み込んできただろう
と優しいお兄ちゃんでもあった彼を
思い出しています。

だからお父さんお母さん
ご自身を責めないでね。
私はずっと見てきたので。

その感受性が才能として向かうように
ゆっくり大人になっていきましょう。


彼がしあわせに生きる
   彼の世界を
 
   遠くの世界 を 見つめるて生きていくことを

焦らずに見つけてほしいです。

お父さんお母さんに読んでもらった物語を
読み返す時期

親も 今までのご自身を 肯定 する 物語 として
読み返す時期 かもしれないですね。


帯の言葉が深く響きます。

やはり子どもの文学は読み返すために 
出会っておくのですね。

ほとんどの方が
大人になってから出会うのが現状ですが

それは いつであっても
出会えたならば
それでしあわせです。







わが息子。
君も 抱っこ抱っこと
泣いてばかりの敏感で
沢山感受してしまう男の子。
どうしようかと戸惑う子育てでした。
私も同じような特性があります。

東京滞在の時は
息子の部屋に泊めてもらいます。
「いつまでいてても ええよ」なんて言われたら
ずっと居たくなります。
お世話になりました。

せめて掃除をしておきました。

鍵を持ったまま出た私を怒ることもなく
疲れているのに迎えにきてくれてありがとう。

心配したけど大人になったね。

いろんな事があるけど
諦めなければ道は開けます。

大人も子どもも
みんな精一杯。

       遠く を 見つめていきましょうね

大学生になったかつてのベビー講座生の
今の目標は 一人暮らし。
きっと叶います。
遠く が 見えているから大丈夫。
まずは そこからです。
     
どんな 毎日を過ごしたいですか?
そこでどんなふうに過ごしたいですか?‥。
沢山夢見てください。



掃除しといたから
出したら 戻して 片付けなさいよ!!


行ってらっつしゃい!
なんでフラフープあるん?


絵本は
読んだその方だけの物語になる

改めて感じさせていただいた
東京でのしあわせな数日でした。

浜離宮での講座を受けてくださった方
ご予約お問い合わせくださいました皆様
ありがとうございます。

これからもご予約をお受けしていきます。

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